埼玉県川島町の冬の郷土料理「呉汁」が美味しい店の人気ランキング

都会から一番近い農村とも呼ばれる埼玉県川島町ってご存知ですか?
埼玉県のほぼ中央に位置するのどかな田畑が広がる町?村?です。
都心から40キロ強しか離れていませんが鉄道駅がなく陸の孤島で何もない街です。

しかし、川島町には、夏のすったて、冬の呉汁という、2大名物があるんです!
すったては5月~9月の5ヶ月間、呉汁は11月~3月の5ヶ月間、町内の飲食店で提供されます。

今回ご紹介するのは冬の風物詩「呉汁」です。
呉汁とは味噌仕立ての煮込みうどんで、たっぷりの野菜類と「芋がら」が入るのが特徴です。
また、最大の特徴は、擦り潰した大豆が投入されている点で、大豆の風味と濃厚さが加わり、より力のある味の味噌煮込みうどんになっています。

今回はそんな呉汁が食べられるお店をランキング形式でご紹介したいと思います。
どのお店も個性溢れる味の違いがあるため、何件か食べ歩いてみるのがおすすめです。

【1】 手打うどん庄司

川島町のうどん屋でもナンバーワンとの呼び声が高いのが手打うどん庄司です。
こちらは呉汁以外のウドンも美味いのですが、呉汁の美味さが素晴らしいんです。
野菜がたっぷり入った赤味噌仕立ての煮込みうどんですが、中央に大豆を擦り潰したボールが浮いていて、これを溶かすことによって超濃厚な大豆の風味と舌触りがスープに加わるのです。
まるで青森の「けの汁」の如く大豆の風味が溶け込んだ濃厚な味わいのウドンです。

【2】 泉の里

蕎麦やうどんのお店として人気の泉の里です。
こちらの呉汁は、うどんとしては結構いいお値段しますが、量が本当にたっぷりです。

こちらの呉汁は超個性的です。白味噌仕立ての淡い優しい味ですが、あまり味噌感は濃くなく甘い醤油の味が目立つほどです。
大豆はすり潰すというより、細かく刻んだような感じで大豆の歯ごたえが残っています。
その分、汁に溶け込んで濃厚な感じにはなっておらず、シャバシャバした汁です。
宮城シロメ大豆の甘みと本鴨の旨味が決め手だそうです。

もう1種類、呉汁蕎麦というのもあって、そちらはさらに強烈な個性を発揮する竹炭と黒ごまのスープになっています。

【3】 そうま 川島店

川島町以外にも周辺に何店舗か展開するローカルファミレスの本店がそうま 川島店です。
刺身や天麩羅など和食系のメニューが揃っていて、送迎バスなどもあり催事にも便利です。

さて、冬の期間が呉汁が提供されますが、ノーマルの呉汁にはなぜかうどんが付いておらず、角煮うどんかご飯を付ける必要があります。付けると結構いいお値段になります。

汁はトップクラスのドロドロ仕様です。
大豆はあまり食感が残らないくらいにすり潰され、味噌ベースのスープに溶け込んでいて、非常に濃厚な味わいになっています。大豆が溶けただけには思えないほどにクリーミーで濃厚なので、豆乳とかも投入されているのかもしれません。

【4】 吉庵

川島のメインストリートからは奥まった住宅街の一角にあるのが吉庵です。

吉庵の呉汁は、白味噌と赤味噌の合わせ味噌みたいな感じで、一番わかり易い味噌仕立てのウドンの味です。山梨のほうとうみたいですね。
出汁も効いて塩気も強く、味噌の感じも丁度良く、よく味のする呉汁ですね。
今まで食べてきた中で一番わかりやすい味でした。特徴がないとも言えますが。

【5】 増田屋

次にご紹介するのは増田屋です。町の食堂風ですが、しっかり呉汁があります。
増田屋は夏のすったてがかなり個性的ですごく美味しいのですが、一転して冬の呉汁は非常にオーソドックスでおとなしい印象です。
汁の味は結構単調で、いわゆる味噌煮込みというか、ヒネリの無いほうとうみたいな汁です。
それでも、底の方のスープを掬うと、細かく潰された大豆がごっそり入っています。
大豆のかけらをうどんや野菜に絡めて味噌スープでいただくと濃厚で美味い!

【6】 味処 川勝

そうま川島店に匹敵するくらい大箱のファミレス風のお店が味処 川勝です。
呉汁はランチのみの提供で、メニューには載っていませんが入り口の黒板にランチメニューとして書かれています。

汁は標準的な味噌汁のような味の合わせ味噌仕立てで、呉汁の特徴である大豆を擦り潰したものが入っています。大豆は割りと荒めに潰されていて、形が残っている欠片も多いです。
細かくなって汁と一体化している感じはありませんが、ゴリゴリした食感が良いですね。
味は非常に素朴な感じで、一般的な味噌汁みたいな感じです。
川島町のお店の中でもトップクラスに奇を衒わないオーソドックスな味噌の味でした。

【7】 むさしや

田舎の食堂という言葉がぴったりな、うどん蕎麦のお店がむさしやです。
メニューには呉汁がないので分かりにくいですが、店内に貼られたメニューに呉汁があります。

汁は白味噌主体のツーンとしない優しい味で、塩分濃度も控えめで極めて優しい味です。
一瞬パンチが足りないような印象を受けますが、食べ進めていくと大豆の風味をダイレクトに味わえて良いですよ。優しい味で飽きが来ません。
大豆は細かくすり潰されているというよりは、極めて細かく刻まれた感じで、大豆の食感が残っています。

【8】 だるまや

うどんだけではなく定食なども充実している街の人気の食堂がだるまやです。
すったて呉汁の時期には、少しプラスで定食のミニうどんをすったて呉汁に変更できるのが嬉しいところ。

スープは濃い味噌の風味がせずに、呉汁の最大の特徴でもある擦り潰した大豆の風味も弱いです。そのため上の方を取った1杯目は味噌仕立てではなく醤油仕立ての煮込みうどんかと思ったほどです。川島町のお店で色々呉汁を食べ歩いてきた中で一番大豆が控えめでした。

特徴的なのは肉味噌的なピリ辛の肉そぼろが乗っている点です。こいつを溶かして食べるとタンタン麺の肉味噌を溶かした時みたいに一気に味にパンチが出ます。

【9】 スマイルカフェ 1/2

数ある呉汁を食べられるお店の中でも異彩を放っているのがスマイルカフェ 1/2です。
養護施設の隣りにあり障害者が働く場ともなっているカフェで、洋食系がメインです。
そのため、なんとこちらの呉汁は洋風なのです。かなりの変わり種呉汁となっています。

味はいわゆるトマトクリームシチューです。
トマトと生クリーム味のシチューに大豆が入って、これが呉汁要素になっているわけですね。

純粋な呉汁ではないので今回は最後のご紹介となっていますが、お味はかなり良いですよ。
同じような味では飽きてしまうので、こういった変わり種も良いですよね。

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