とら食堂@白河市で白河ラーメン「手打中華そば」

2017年9月昼、福島県白河市のラーメン屋「とら食堂」に行ってきました。

お店は、白河駅や久野田駅からは遠く離れているため車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の横にあります。

土曜日の12時少し前に伺ったところ駐車場は満車で、入口に置いてある記名表には20組ほどの待ち人数が記載されていて、結局入店まで1時間ほど待ちました。案外帰る頃のほうが待ちが少ないようでした。

ワンタン麺 840円 3.5

普通の中華そばにワンタン5個がプラスされたのがワンタン麺です。
白河ラーメンの王道といった澄んだ鶏豚ガラの清湯スープに醤油ダレを合わせてあるあっさりスープですね。この手のあっさりスープの中でもかなり味が薄めなことが最大の特徴で、本当に優しい味をしています。

一歩間違えれば味がしない、あるいはスカスカな味と思ってしまうほど優しい味なのに、しっかり美味しいのは、薄いのは塩分濃度であり鶏豚ガラの旨味や脂の甘味、醤油のコクなどがしっかり濃く出ているからでしょう。
塩分控えめなだけで、動物出汁の旨味や醤油ダレの味の厚みは結構しっかりしているのです。
薄味なんだけど、一方でしっかり力のあるスープに仕上がっています。

白河ラーメンは麺にも特徴があり、少しだけ太めの、歪な手もみ縮れ麺となっています。
この歪にねじれたモチモチ麺が非常に食べ応えがあり、あっさりスープに力を与えます。
スープがアッサリなので、麺にこのくらい力がないと、全体としてチープになりかねません。

具は、昔ながらの噛みごたえのある赤身肉のチャーシュー3枚、固く茹でられほろ苦いホウレン草、ナルト、海苔、メンマ、ネギと超豪華です。ここにワンタン5個が入りますからね。
ワンタンもツルッとした皮と、しっかり肉の入った餡で美味しいですし、スープによく合う!

優しい味なのでスープも完飲できるし、最後の一滴まで楽しめます。
ゴリゴリに乳化した横浜家系とかが好きな人には向きませんが、あっさりスープの魅力を知っている人には人気なのも頷けます。
ただ、とら食堂の門下のお店は全国にあり、うちの近所のお店でもほとんど同じ味を食べられる上に、本家ではかなり待ち時間があったので、次は近所でいいかなという感じはしました。

テープルには刻みタマネギが置かれていて、これを入れると食感のアクセントになるだけではなく、少し味にパンチが出ます。後半少し入れて味変するのも良し!

手打中華そば 680円 3.5

こちらは同行者の頼んだ、一番基本のラーメンです。まあワンタンが入っていないなど具材の豪華さの違いなので、こちらでも十分かな。でもワンタンも欲しいしなあ。

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