登起波@米沢市で米沢牛「しゃぶしゃぶ 特選」

2017年9月夕方、山形県米沢市の米沢牛料理屋「登起波」に行ってきました。

お店は、米沢駅から徒歩30分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。

しゃぶしゃぶ 竹 3900円 4.0

登起波といえば、すき焼きが有名ですが、今回はしゃぶしゃぶを楽しみます。
今までの経験上、ブランド牛など良い牛肉を味わうにはしゃぶしゃぶが最高です。
すき焼きはヘタをすると火が通り過ぎて固くなってしまう恐れがあるのでパス!
割り下に味噌も加えてあるという登起波のすき焼きの味も気にはなるんですけどね。

まずはしゃぶしゃぶ鍋が運ばれてきて火にかけられます。
ネギやもみじおろし等の薬味、ポン酢、胡麻ダレも出てきます。ポン酢、胡麻ダレ共に、少し酢がきつい感じがありました。肉の味が遮られるのでもう少し優しい方が好みです。

しばし待っていると、野菜類が登場!今回はグレードの違う肉で2人前頼んでいるので、写真の野菜は2人前です。野菜類は十分な量で大満足です。

白菜、春菊、ネギ、人参、椎茸、エノキ、豆腐、餅という構成で、ポン酢や胡麻ダレでいただくと、肉に負けないくらい美味いです。

まずは野菜類を煮ていきます。

そうこうしている内にセットのご飯、味噌汁、漬物が運ばれてきました。

しゃぶしゃぶは、竹3900円、松6000円、特選8600円の3グレードがあります。
せっかくの米沢牛なので特選を頼んだ方がいいのは分かりきっていますが結構良いお値段!
そこで一番上の特選と一番下の竹を1人前ずつ注文しました。
しゃぶしゃぶは2人前から注文できますが、このようにグレードを分けられるのはいいですね!

こちらがしゃぶしゃぶ竹のお肉です。4000円弱ということでブランド牛のしゃぶしゃぶとしては割とリーズナブルです。量は120グラムと少し軽めではあります。
少しサシも入った鮮やかな見事な赤身肉です。

どこでブランド牛を食べても一番下のグレードの赤身は際立って柔らかくないものが多い気がします。特にすき焼きなどで深く煮込んでしまうと固くなってしまう。

その点しゃぶしゃぶは火加減を自由に調節できますので、菌のいる表面を軽く殺菌する程度に留めるのが良いでしょう。

数秒軽くしゃぶしゃぶして、こんな感じでミディアムレアに仕上げます。

食べて驚き!めちゃくちゃうまいじゃないですか!!
なんかもう最上級の赤身肉という感じで、確かに舌触り歯ざわりは赤身肉なんですが、びっくりするほど柔らかです。火の入れ方がちょうど良い塩梅だったことも功を奏して最上級の美味さ!
熱入れ過ぎた赤身はゴワッとした舌触りになりますが、これはしっとり滑らかでシルキーな舌触りです。おまけに赤身なのに蕩けるように柔らか!

さらに味わいはサッパリでクセがないものの、しっかり濃い牛肉の風味があります。
このあたりは赤身肉ならではの良さですね。
しかし、これだけ柔らかだと霜降り肉である必要性を感じないなあ。

しゃぶしゃぶ 特選 8600円 3.7

そしてこちらが最上級グレードの特選の方のお肉です。こちらも120グラムです。
出てきた瞬間、8600円の割に見た目に際立った感じがないなと感じました。
何しろ先程の赤身肉の2倍以上のお値段ですからね。

霜降り肉といえど、やはり熱の入れ方は重要!こちらもミディアムレアくらいが最良です。

こちらは柔らかすぎて箸で持って湯がくと千切れてしまいました。
食べてみると、それはそれは蕩けるような柔らかさで、美味いとしか言いようがありません。
変な臭みやクセのない割とサッパリした味わいながら、赤身にはない脂身の深い旨味があり味も上質です。ただ肉の味の濃さは赤身のほうがあったかな。

赤身が美味すぎたので、これ安いし赤身で十分じゃんと思いましたが、やはり比べてみればどう考えても特選のほうが美味いです。
コスパまで入れると自分なら赤身を選びますが、お金に糸目をつけないのなら特選かな。
ただ、高くてうまい肉は他にいくらでもあるので、コスパまで含めると竹のほうが感動がありました。

米沢牛 登起波 店舗情報

食べログ → 米沢牛 登起波

この記事が役に立ったら「いいね」をポチッとな!

山形県の人気記事

コメントを残す