森田屋総本店@佐野市で佐野ラーメン「中華そば」
2018年8月夕方、栃木県佐野市のラーメン屋「森田屋総本店」に行ってきました。
お店は、佐野駅から徒歩13分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。
入り口付近のレジで注文をして支払ってから席に着く方式です。
中華そば 650円 3.4
佐野ラーメンの老舗ということで、基本の中華そばを注文しました。
澄んだ清湯の醤油ラーメンという、佐野ラーメンの基本のスタイルです。
スープを飲んで非常にあっさりした動物系の旨味を感じです。鶏豚かな、しっかり旨味が出ているスープですが、佐野ラーメンのお店で感じる独特な強烈な旨味を感じません。
自然な感じの動物清湯の旨味という感じで、佐野ラーメンというよりは白河ラーメンや喜多方ラーメンを思い出しました。
しかし、改めて考えてみると、佐野ラーメンの人気店で感じる強烈な旨味のほうがおかしい気もします。牛骨を使っているお店もあるようですが、それにしても無化調であんな旨味が出るものだろうか。塩が旨味を含んだ特殊なものである気もしますがどうなんだろう?
いずれにしろ森田屋総本店のスープはより自然な感じで、優しい味でした。
でもしっかり旨味はありますよ。美味しいあっさり系ラーメンです。
麺は佐野ラーメン特有の青竹手打ち麺らしく、非常に歪な太さの異なる麺をしています。
縮れてピロピロというよりは、やや縮れでストレートに近いのですが、太さは著しく異なります。この太さの違いが食感の違いを生み出し細い部分は著しくやわやわで、太い部分は固茹でのように固めの噛みコシがあります。この食感のコントラストがなんとも心地よい!
具は、チャーシュー、メンマ、ネギとシンプル・イズ・ベスト。
チャーシューは飾らないバラ肉の切り落としという感じですが、適度な肉感と柔らかさで美味いです。