和み茶屋@日光市で「ゆば懐石ランチ」
2015年2月昼、日光の湯葉懐石料理屋「和み茶屋」に行ってきました。
お店は東武日光駅から徒歩20分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前の道を日光駅方面に少し進み、吉田酒屋の脇の細い道を入ると、
50m程度先の左手にあります。
店内はテーブル席と座敷席がありました。
豪華な作りではありませんが、落ち着いて食事が楽しめます。
この記事のもくじ
ゆば懐石ランチ 2700円 3.4
お昼のメニューは、懐石ランチとゆば懐石ランチがあり、
ゆば懐石ランチにはゆばのメニューが2,3品プラスされています。
せっかくの日光なので名物の湯葉を食べるために、ゆば懐石ランチにしました。
献立は月替りのようですね。
まずは先付の「ひきあげゆば」です。
生湯葉をお醤油でいただくおなじみの食べ方ですが、湯葉がやわらかーく非常に繊細です。
シンプルな味わい方ではありますが、これが一番湯葉を感じることができますね。
次は吸物の「ゆばと春雨の清し仕立」です。
湯葉の入ったお吸い物で、特に可もなく不可もなくです。
普通に美味しくいただきましたが、特に心に残らないです。
次に綺麗に盛られた前菜が出てきました。
どれもシンプルに見えますが、意外に凝った味で美味しかったです。
次に焼物の「牡蠣と生麩の豆乳グラタン」です。
生麩が入ったグラタンに甘い味噌ダレがかかって焼いてあり、かなり美味しかったです。
ホワイトソースに田楽味噌のような甘味噌がとても良く合い、非常に美味しいです。
また、生麩とグラタンの相性の良さにも驚きました。
次に煮物の「揚巻ゆば」です。
これも湯葉の食べ方としては一般的ですね。
湯葉をくるくると巻いたものを揚げてから、優しい甘い煮汁で煮てあります。
おみやげ品でもありがちな一品ですが、おみやげのものとはさすがに全く違います。
湯葉自体が軟らかく良いのはもちろん、味付けも優しい甘みで素晴らしいです。
次は揚物の「平ゆば包み揚げ、丸十、牛蒡」です。丸十は芋ですね。
繊細な薄い衣でカラッと揚がっていて美味いです。
湯葉よりも、牛蒡とサツマイモの甘さが記憶に残りました。
甘くホクホクに仕上がっていて、薄い衣と合わさり素晴らしかったです。
次に飯碗の「赤米ごはんのちらし寿司」です。
赤米の入った酢飯をひょうたん型に固めて、上に海老と卵、とびっこ、シソがのっています。
これを山葵と醤油のジュレで頂きます。
味は悪くないのですが、結構シンプルで素朴な感じです。
もう少し食べごたえのあるものの方がいいかな。
というか2月のメニューなので温かいご飯物のほうが良かった。
ご飯と同時に出てくる、味噌汁です。至って普通。
最後にデザートですが、黒糖羊羹生くりいむ掛け、豆乳の杏仁とうふから選べます。
羊羹も捨てがたいですが、湯葉を食べに来たので豆乳で締めようと、豆乳の杏仁とうふを選択!
豆乳感はあまりありませんが、かなり柔らかく口どけが楽しめる杏仁豆腐でした。
さっぱりした酸味のある味でさっぱり頂けます。
こちらは同行者の選択した黒糖羊羹生くりいむ掛けです。
黒糖の風味のする羊羹も美味しいですが、生クリームがかかることでマイルドになり、
また違った美味しさがあります。こちらも美味しかったです。
総括すると、味は飛び抜けたものではありませんが、
湯葉を使った料理が色々味わえて悪くありません。
品数も多く十分にお腹いっぱいになりますが、何か後少し物足りない気がするのは、
やはり肉類が少ないからでしょう。
湯葉が主役の懐石なので当然ですが、もうあと少し肉感があると、満足度が違う気がします。
ヘルシーな内容で2700円しますので、ランチには少し割高感を感じてしまいます。
まあ、他の湯葉料理屋で食べても結構お高いので、湯葉料理はこんなものかもしれませんが。
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和み茶屋 店舗情報
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