すし玉 富山掛尾店の「地物あおりいか」が回転寿司レベル超えてる
2016年11月昼、富山県富山市の回転寿司「すし玉 富山掛尾店」に行ってきました。
お店は、南富山駅から徒歩25分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横にあります。
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地物あおりいか 356円 3.9
以前すし玉に来て一番感動したのがこの地物アオリイカでした。
柔らかめながらしっかりしたイカの歯応えがあり、ネットリとした舌触りで、食感が良いのはもちろんですが、なんといってもその甘味です。こんな甘いイカあっていいのかというほど甘い。
ここまで甘いアオリイカは、他ではミシュラン星付きの割烹のコースでしか食べたことありません。
この値段でこの満足感はすごい!
ただ、前回よりは少しだけ鮮度やハリが落ちる気がします。
前回はこの味に加えて、圧倒的な鮮度も感じた気がする。あれは脅威の美味さだった!
ふくらぎ 200円 3.8
寒ブリの時期にはまだ早かったようで、今日の押しは「ふくらぎ」のようです。
もう一目見ただけで美味しいのが分かりました。
キラキラ輝いて艶も良く、ひとくち食べただけで瑞々しさと新鮮さ見せつけられます。
ふくらぎなので脂ののりきった寒ブリと比べるとスッキリアッサリの味わいですが、ブリの味と脂の風味に片鱗を見せます。
とにかく瑞々しいフレッシュさが目立ちました。こういう新鮮なブリは富山ならではですね。
天然ぶり 410円 3.4
天然ぶりもおすすめの掲示板に書かれていましたが、一目見ただけで期待したほど美味しくないのがわかりました。実際食べると安い回転寿司とは比べものにならないほど美味しいのですが、鮮度や瑞々しさがフクラギに及ばないだけでなく、脂ののりや味の良さもあまり際立ったものはありませんでした。
持ちろん乾いているとか鮮度が悪いということはありません。
すし玉など富山の回転寿司に期待する水準からすると期待はずれというだけです。
ブリトロ 410円 3.4
最も脂ののりが良いはずのブリトロですが、今回は脂ののりそこそこという感じで、本来はこのくらいの脂ののりを天然ぶりに期待したいところです。
固かったり噛み切れないようなことは全くありませんが、見た目に気持ち筋っぽい感じもあり、身の張りや瑞々しさなどは一番下だったかな。
本日のブリ系ではフクラギが頭一つ分抜けてました。あの瑞々しい鮮度でブリトロくらいの脂ののりだと、期待していた富山の寒ブリという感じですね。
アジ 270円 3.6
足が速い光り物も良い質です。乾きなど全く無縁で、プリプリして身に張りがあります。
脂ののりはそこそこですが、アジはハリがあってプリプリした身であればそれだけでうまい!
富山の回転寿司はブリだけではなく光り物などもレベルが高いのだ!
いわし 216円 3.5
同じく光り物のイワシですが、こちらはアジよりも歯応え緩めですね。
プリッとした歯応えはアジよりは無いものの、乾きなどは一切なく鮮度もしっかりしています。
鮮度が悪くて緩いというよりイワシの身の特性といった感じです。
飛び抜けてはいないものの、必要十分な鮮度とクオリティで、この値段なら文句ないでしょう。
のどぐろ 540円 3.5
高級魚のノドグロですが、せっかく富山に来たので頼んでみました。
まあ、ノドグロは脂の旨味が最大の特徴ですから焼魚が最高なのは当然ですが、寿司として食べても美味いですね。身はプリッと歯応えのある白身ですが、アッサリ淡白な白身魚とは異なり、さすがに脂が乗っています。
皮を見ると若干炙りになっているようですが、冷えた状態で出てきました。
刺身でも美味いですが、やはり焼魚やしっかり炙った炙りの方がノドグロの脂が活きるかな。
刺身の脂の美味さでは寒ブリには及ばないですね。