兼六亭@金沢市 兼六園で加賀殿定食(治部煮付き)

2013年3月昼、金沢の兼六園内にある兼六亭に行ってきました。

兼六亭は、兼六園の中にある茶店の一つで、しっかりした食事もできます。

以前金沢に住んでいた時に食べた郷土料理の治部煮がもう一度食べたくて、
お店を探していましたがなかなか見つからず、同行者の空腹が限界だったため、
兼六園を観光中に治部煮の掲示があったので、こちらのお店に入りました。

加賀殿定食(竹) 1360円 2.5

加賀殿定食(竹)を注文しました。色々入った幕の内的なものに治部煮がついています。

大きなお椀の様な容器に入ってきました。

広げるとこんなかんじです。
お椀のような容器は2段になっていて、下の段にはご飯が入っています。

見た目はメニューの写真より若干しょぼいけど、まあこんなものでしょう。

しかし、味もイマイチなのはちょっとなあ。
豪華絢爛に色々入っているけど全て冷たくホカ弁のオードブルみたいでした。
まずいわけではないものの、典型的な観光客相手の飲食店という感じです。

美味しくないわけではないので、ここまでは別に問題ない。
しかし、治部煮テメーはダメだ(`A´)
普通に美味しくない。治部煮ってこんなのだっけ???

なんというか小麦粉を湯で溶いて、具を少々煮ただけのようなものでした。
出汁の旨味が全くない。唯一椎茸の香りはするものの、旨味が全くない。
本当に小麦粉を湯で溶いて塩かけただけのような味でした。

治部煮って、醤油みりん砂糖酒の王道和風甘辛ダレで、
小麦粉まぶした鶏肉と野菜、きのこなどを煮て、
煮ているうちに溶けてきた小麦粉でとろみが付いて、
出汁や鳥の旨みがとろみに閉じ込められる料理だった気がするんだけど。
隠し味にわさびなんかを溶いて食べると絶品だった気がするんだけど。

なんか記憶の中の治部煮と全く違う代物でした。

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