櫻川@日本橋三井タワーで割烹の「昼の懐石コース」

2014年12月昼、日本橋三井タワー2階に入っている櫻川に行ってきました。

お店は、三越前駅より徒歩3,4分の日本橋三井タワーの2階です。
日本橋のシンボル的なひときわ高いビルです。

2階の大きなフロアにある入口は意外とこじんまりとした狭い入り口です。

受付にいた接客の方はお着物でしたが、赤ちゃんを抱っこであやしていました。
お固い会席料理屋かと思っていましたが、意外と緩い感じですね。
あまりお固めではなく気軽にランチを楽しめそうな雰囲気です。

別料金で個室もあるようでしたが、今回は普通のホール席です。
もっとお硬い感じの内装かと思いましたが、以外にカジュアルで気楽な雰囲気です。
まあ、夜に使う場合は、雰囲気や高級感に欠ける気もしますが。

昼の懐石コース 6300円 3.7

こちらは食前酒の日本酒です。

ドリンク類は、もちろんお高いものも揃っていますが、それほど高くないものもありました。
私はアルコール類は一切嗜まないので、グリーンティーを注文しました。
350円か400円位だったかな。

まずは、付出が出てきます。
船の形の器と、馬の形の器です。なかなか器が凝っていてオシャレですね。

蓋をオープン!

船の形の食器には、カニのキャビアが添えですね。
蟹肉に酸味のあるソースがかかりキャビアも乗っています。
蟹肉の甘みに、ソース爽やかな酸味、キャビアの塩気が合わさり、非常に美味でした。

単純な料理ではあるんですが、こういうのたまらなく美味しいです。

馬の器もオープン!
細かく来られた穴子が煮られたものでしたが、一般的な煮穴子の甘辛醤油ではなく、
少し酸味を効かせた甘辛醤油味でした。さっぱりしていて美味しいです。
上にかかっているのは山芋のとろろと、山椒の実かな??

こちらは同行者のつきだし。内容は同じですが、器が異なります。こちらは家の形。
同じテーブルについても違う食器で出てくるんですね。
いろいろな食器類を見ているだけで楽しいです。

次にお椀が出てきました。ホタテ、アワビ、イタヤの貝寄せです。
アワビやホタテなどがゴロゴロ入っていて豪華です。
ホタテとイタヤは似ているのでどちらがどちらか分かりませんね。

どの貝も柔らかく美味しかったです。
味は普通のおすましで、薄味でほどよく仕上げられていました。

お造りは、一番奥がマグロの赤身と中トロ、その左下が鯛、その下がアワビ、
その下がアンキモ、右上に2枚のフグとその下に敷かれているフグ皮、
その下の黒いものは湿った海苔を折りたたんだものかな??

どれも美味しかったですが、個人的には鯛が一番印象に残ったかな。
個人的には、赤身や青魚の刺身が好きで、白身の刺身はいまいちです。
特に鯛の刺身はよく出てくるものの、あまり好きではありませんでした。
しかし、こちらの鯛の刺身は、もっちりブリっとした触感がありながら、
簡単に噛み切れ、かすかに甘味もあり大変美味しかったです。

こちらは同行者のお造り。内容は同じですが、器が異なります。
色々なバリエーションにとんだ見て楽しい食器類もこちらの魅力ですね。

ちなみに下の小皿はお作り用の醤油と、フグ系に使うおろしポン酢みたいなタレです。

次に出てきたのが焼物です。アワビとグヂの一夜干しです。
京都でいうところのグヂはアマダイらしいです。
良い焼き加減で、ふっくらホクホクしていました。
味付けかなり薄味で、微かに塩を振っている程度でした。
アマダイの淡白でふっくらホクホクしている身には、優しい味付けがよく合います。

上に乗っているアワビも柔らかくて美味しかったです。

左の栗は砂糖で煮たように甘みがあって美味しかったけど、
多分自然の甘さなんだろうなあ。

すだち?の隣にあるのは、少し味がついた大根おろしです。

次に出てきた蒸し物は、カニとむかごの蕪蒸しです。
蕪蒸しはふわっと仕上がっていて、餡も優しい味で非常に美味しかったです。
周りの餡は、餡というよりはプルプル固まっていてジュレのようでした。

蕪蒸しの中心には、蟹肉とむかごが入っていました。

次の御飯は3種類から選択可能でした。私は一番人気だというフカヒレご飯をチョイス。
結構コリコリする食感が残っていて良い感じでした。

味付けは中華料理のフカヒレの姿煮から、甘みと塩分を抜いたような感じでした。
京料理風に薄味で上品に仕上げているのかもしれませんが、
正直フカヒレは中華料理の下品な大味の方が美味しいような気がします。
優しい味がフカヒレという少し特殊な食材を支えきれていない気がしました。

奥のほうにかかっている粒状のものは、お茶漬けに入っているようなアラレです。
結構香ばしい風味がありました。

右のお皿のお漬物も、煮凝りのような漬け物があったり洒落ていますね。

こちらは同行者が頼んだ、アワビの乗ったご飯ですね。
肉厚の煮鮑かな?が乗ったご飯で、見た感じ一番美味しそうでした。

今日の献立は結構アワビがふんだんに使われていましたが、
とっても柔らかくて美味しかったです。
個人的にアワビは高い割に対して美味しくないイメージでしたが、
こちらでいただいたアワビは柔らかくてとても美味しかったです。

こちらも他の同行者が頼んだ松茸とフグのお茶漬けです。
結構松茸が入っていて良い感じですね。

頼んだ方いわく、以前に夜のコースで食べたフグの雑炊は美味かったけど、
お茶漬けはお茶漬けだなあとのことです。

デザートで出てきたのは、ラズベリーのアイスクリームと季節の果物です。
フルーツ類ももいろん良いもので美味しかったですが、ベリーのアイスが美味しかった。
甘酸っぱいアイスに、ベリーの種のプチプチ歯ざわりが美味い!

なんとここで、2つ目のデザートが出るというじゃありませんか。
渋皮栗のモンブランかわらび餅から選択出来ました。

わらび餅も捨てがたいですが、モンブランが好きなのでチョイス!
私の好きなブラウンの栗ペーストでした。黄色いモンブラン嫌い!
甘さも控えめで非常に美味しかったです。
中のスポンジはシロップで結構湿っている非常に柔らかいもので、
あずきが入っていて面白かったです。

上には、栗?をスライスしてあげた栗チップ?が乗っていましたが、
これがうすしお味でまたいいアクセントになっています。

こちらは同行者が頼んだ、わらび餅です。
モンブランに比べると見た目に若干寂しい気がしますが、きっとお美味しいんでしょうね。
スーパーで売っているようなじゃがいものカタクリ粉で作ったわらび餅ではなく、
ワラビの根から作ったわらび粉で作ってあるんでしょうね。

2つ目のデザートとともに、お抹茶も出てきます。
渋味が極めて抑えられていて飲みやすいお抹茶でした。

総括すると、このロケーションで、これだけ出て6300円なら、
まずます満足ではないでしょうか。

夜に行ったことのある同行者いわく、内容のグレードの違いこそあれ、
品数など量的には13700円の夜の会席コースと遜色ないそうです。
ランチのほうが全然お得だと言っていました。

お刺身がなかなかに新鮮で、
個人的にそれほど好きではないアワビも柔らかくて美味しかったです。
素材はそれなりに良い物を使っているようです。

味付けもどれもなかなか美味しいのですが、感動の味付けはありませんでした。
京風の薄味で仕上げられているので、冬の寒さでダメージを負った私の鼻では、
繊細な出汁の風味や素材の味を十分に楽しめなかったのかもしれません。

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