すしの壽々丸@伊東市でランチの地魚のにぎり 相模

2018年1月昼、静岡県伊東市の寿司屋「すしの壽々丸」に行ってきました。

お店は、伊東駅から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、どこかの駐車場に停めると補助券をくれるらしいです。

地魚のにぎり 相模 3240円 3.4

ランチメニューの握りは、相模3280円、駿河2160円、七島1620円、特選十種3780円、特選六種1944円となっていました。とりあえずメニューの最初に書かれていた相模にしました。
相模は、にぎり9貫と細巻1本です。

まずは、にぎりが出る直前に味噌汁が運ばれてきました。
魚のアラが入っていて良い出汁が出ているものでなかなか美味い。

にぎりは3貫ずつ出てきます。左からクロムツ、ヒラメの昆布〆、イシダイだったかな?

クロムツは、スズキの仲間の白身魚ですが、フクラギのようなツルッとした舌触りのサッパリした身でありながら、脂もそこそこ乗っている感じで良かったです。ただ際立って瑞々しい感じはなく、熟成というかなんか水分でプリプリに瑞々しい感じではありませんでした。

ヒラメは柔らかですが、昆布締めだからか結構水分が抜けていうと言うか身が詰まっているというか、なんか瑞々しい感じがない感じです。また昆布締めの割にはあまり旨味が凝縮しているよな印象がりませんでした。

右のはイシダイと言ったかエボ鯛と言ったかあるいは別か忘れましたが、なんかあまり鯛っぽくない、カマス?サワラ?っぽい味のある身でした。

左からアジ、ヒラスズキ、ヒラマサです。

アジは、際立った歯応えこそなく柔らかですが、緩さはなく瑞々しいので良いネタです。鮮度がしっかりしている感じ。

ヒラスズキは、スズキらしいサッパリした白身ですね。瑞々しくはなく詰まっている感じで、割りと熟成系なのかな。でも旨味が凝縮しているような印象はありませんでいた。

ここまでのネタはなんとなく平凡な印象でしたが、これ以降のネタはなかなか良い感じでした。
ヒラマサはブリの仲間ですね。身にハリがあり、脂ののりも良く大変美味かったです。

続いてアオリイカ、大トロがでて、その後ウニ軍艦が出てきました。

アオリイカは適度な歯ごたえで噛み切りやすく良いです。
ただ際立って甘みがある感じではなく、ほんのりの甘味です。

大トロは見るからに大トロという感じで見た目で非常に美しいですね。
身にハリがあり瑞々しく、何より脂ののりが素晴らしい。これは本マグロなのかな、本マグロっぽい濃いマグロの味がありとにかく美味いです。
普段、大トロを食べる機会はあまりありませんが、これは素晴らしく美味かった。

ウニがまた見た目に美しく、見事なオレンジ色です。美しさから想像できる通りの味で、臭みなど微塵もなく、仄かに甘みもあり良いウニです。

ヒラマサ、大トロ、ウニあたりは相当レベルが高い寿司屋のネタという印象でした。
前半の近海系の白身が悪くはないものの微妙だったので、後半の赤身やウニは際立って良い印象でした。

最後に鉄火巻です。これがまた良い感じでした。
ネギトロではなくしっかりした鮪の赤身で、これまた見た目に美しい。
普段大衆的な寿司屋ばかりしか行かないので、巻物のマグロというとイマイチな状態のものを使っている印象でしたが、これはそのままにぎりのネタになってもおかしくないくらいのものでした。しっかり瑞々しい舌触りで、緩さもなくしっかり味があり良いです。

全体的に絶品の寿司という感じではなく、町のしっかりしたお寿司屋さんというイメージでした。
ただ、ヒラマサ、大トロ、ウニあたりは素晴らしく、全部このくらいのクオリティだったら満足感は格段に上がったと思います。

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