ぽるとがる酒場 ピリピリ@御茶ノ水で鶏の炭火焼などポルトガル料理

2016年2月夜、御茶ノ水のポルトガル料理屋「ぽるとがる酒場 ピリピリ」に行ってきました。

お店は、JR御茶ノ水駅や都営地下鉄小川町駅から徒歩6分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。

バカリャウのコロッケ 648円 3.5

オススメのポルトガルの定番のつまみ、干し鱈のコロッケだそうです。
潰した芋を固めて素揚げにしたものですが、ほぐした鱈の身が入っています。

潰した芋を他の具材と固めて素揚げにした料理はいろいろな国にありますが、これもまた干し鱈のほぐした身が入っていて独特ですね。細かくほぐされた鱈が芋に自然に溶け込んでいながら、しっかり鱈の食感があるのがなんとも良い。
軽く塩味付きなので、つまみ感覚でそのままパクパクいけます。
一口サイズなのでボリュームはないですね。

鶏の炭火焼 1/2羽 1620円 3.6

こちもオススメだという、鶏の炭火焼です。
1/2にしたので小さな鶏の半身ですが、2,3人でつまんでも十分なボリュームです。

表面はパリッと、中はふっくらと焼かれていて焼き加減は上々!
塩味とスパイス類を使ったシンプルながら至高の味付けで、非常に美味いです。

付け合せのジャガイモは、オーブン焼きとフライドポテトが選べますが、オーブン焼きにしました。鶏から出た油を付けていただけば、これまた美味いです。

ポルトガル流ミックスサラダ 626円 3.3

こちらはサラダですね。西洋料理風に塩が振ってあり塩味でいただくサラダです。
黄色いソースも掛かっていて伊予柑で作ったものだそうですが、これはそれほど目立つ味がなかったです。

定番のレタスやトマトなどに加えて、固めのインゲンや人参なども入っていて面白いですね。

イワシの炭火焼き 648円 3.5

メニューにポルトガルの国民食とあったので注文してみました。
イワシの丸焼きですが、粗塩を降って焼いたものですので日本の魚の炭火焼きと全く同じです。
そこそこ脂が乗ったイワシがふっくら焼かれていて非常に美味いですが、日本でもお馴染みの料理ですので今ひとつポルトガル感がない。

付け合せの芋は、レモンソルト的な塩と酸味がある味付けで美味かったです。

ポルトガル風ソーセージ”リングィッサ” 野菜のオーブン焼き添え 1296円 3.4

こちらもオススメだというポルトガルのソーセージ”リングィーサ”だそうです。
極太のでかいソーセージが2本香ばしく焼かれています。
味は、ドイツや日本のソーセージとあまり変わらないですね。ジューシーで美味しいです。

付け合せの野菜類は、キャベツ、ジャガイモ、人参、インゲン、蕪みたい西洋野菜?等で、
ソーセージから出た脂と肉汁でいただくと美味いです。

普通にとっても美味しいソーセージですが、ポルトガル感が特別あるわけじゃないですね。

ポルトガル風鯛飯 1296円 3.5

何かご飯物も食べたいということで、鯛飯を頼んでみました。
カタプラーナ鍋という銅鍋で炊かれていて、パエリアみたいな感じですね。

鯛の身や骨、アサリが入っていて、西洋風な味付けです。
バターとオニオンが効いていて、定番の冷凍食品エビピラフの味付けを、遥かにハイレベルにデラックスに風味豊かにした感じです。

バターで炊いた感じで微かに汁っぽく、パサッとしたピラフとトロッとしたリゾットの間くらいですね。軽いリゾット、あるいは優しい味付けのパエリヤくらいの感じです。
日本の鯛飯とはまた趣が異なっていて良いですね。

今まで特段意識してポルトガル料理というものを食べたことがなかったのですが、クセがなく日本人の口にも合いやすい料理ですね。(だいぶローカライズしているのかもしれませんが)
国民食だというイワシの炭火焼きなんて日本の料理そのものです。

一方のいかにも西洋的な味付けの料理も、全くクセが無くかなりストレートな味付けでした。
これは新しい味だ!という驚きは無いですが、安心していただける料理ばかりで良いですね。

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