活鰻の店 つぐみ庵@駒込で予約困難店の鰻重

2016年6月昼、東京都北区の鰻屋「活鰻の店 つぐみ庵」に行ってきました。

お店は、駒込駅から徒歩7分ほどの立地です。住宅街にある一軒家のお店です。
駐車場は、無さそうです。

1日10食程度しか出せないそうで、予約必須のお店です。

鰻重 4500円 3.8

メニューはなく、鰻重の他にも焼鳥をはじめ様々な小料理やアテがあるようです。
色々つまみながら鰻が焼きあがるのを待つのもオツですが、今回はたまたま前日に予約が取れたので鰻重だけ。
指定された時間に伺うとちょうどよいタイミングで鰻重が出てきました。

お吸い物とお新香が付いてきます。
サービスなのか、後から小鉢も出てきました。

重箱や鰻のサイズは標準的なサイズです。ご飯はタップリ盛られていてGOOD!

なんというかビジュアルが非常に美しいうなぎの蒲焼きだなというのが第一印象でした。
パンパンでぷっくりとした見た目で、骨を抜くためかスリットが入っていて非常に美しい。
切込みが入ってなんか美しいイワシの寿司みたいな印象ですね。とっても美しい!

大将のお話では、ただ柔らかいだけではなく、コシがあるというか歯応えも残しているということでしたが、まさにその通りの身でした。
ホロホロに蒸した口溶けの鰻が素晴らしいお店もありますが、つぐみ庵の鰻は丹念な蒸しによって生まれた柔らかさという感じではなく、しっかりうなぎの身の歯ごたえがあります。
とはいえ関西風の地焼きのようなプリンとした全く蒸さない鰻とも違い、柔らかい中にもしっかりとした身の歯応えがあり、まさにコシがあるという表現が似合う身です。

脂ののりはもの凄いという感じではないですが、柔らかく身のしっかり感もある上質な身です。
表面は微かにカリッとする香ばしく焼かれたもので、身の柔らかさと歯応えを兼ね備えた歯ざわりと合わさり、関東風と関西風の焼きの中間のような新しい印象の鰻でした。

タレは甘めでベタッとしないタレで、控えめに掛けられていて鰻の邪魔をしません。
上質な味わいだけではなく、ビジュアルの美しさにもこれが活きてきている気がします。

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