ラシーヌ@池袋でパンが美味しいビストロランチ
2018年7月午後、池袋のビストロ「ラシーヌ」に行ってきました。
お店は、池袋駅東口から徒歩5分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
ビストロランチ 2200円 3.4
ランチは、プレミアムブレッドとサラダがついてくるのは全て共通のようですが、ABCの各ランチはメインに出てくるパン類が異なるようです。パンが色々出てくるようですが、パンのランチで1600円は少し割高に感じます。このビストロランチは少し毛色が異なり、メインが肉料理or魚料理になっていて、スープも付きます。ランチにしてはお高くお値段2200円しますが、パンのランチよりは値段に見合っている気がしましたのでこちらにしました。
まずは評判のプレミアムブレッドが出てきました。食パン1斤3枚切りにしたくらいの分厚い切り方で、トーストされて表面は軽くサクッと中はふわっと仕上がっています。
良い食パンという感じの上質な生地ですが、飛び抜けた特別感までは感じませんでした。
驚くほどシルキーな舌触りだったり、綿のようにふんわりだったり、逆に詰まっている感があったりという尖った特徴はなく、地味にレベルの高い生地という印象です。
なんかミルク感であったりバター感であったりがもう少しあればインパクトを感じるのですが、味わいも予想よりプレーンなんですよね。
テーブルの上の瓶に入ったバターをつけると味わいが一変します。ホイップクリームのように柔らかなバターですが、しっかりバターっぽい味わいがあり良い感じ!
パンとほぼ同時に出てきたのがスープです。
こんな感じのカップに入っていて、スプーンも細長い形状だったので実に飲み難かった。
ベーコンとオニオン・キャベツのスープですが、これは非常に平凡でした。
家庭でもよく出されることの多いような、コンソメスープという感じの単調な味わいです。
オーガニックグリーン、20種類のローカルグリーンというので何かと思いましたが要はサラダです。20種はない気がしますが、色々な野菜が盛られています。
野菜自体も新鮮でシャキッとした感じですが、緑色の色々摺りおろされた感じの自家製っぽいドレッシングがなかなか美味かったですね。
そしてやってくるメイン!
肉料理と魚料理から選べるので、肉にしました。牛サーロインテーキです。
何が驚いたかって予想よりも遥かにボリューミーだったことです。
写真だとお皿の中央に小ぢんまりと乗っている風にしか見えませんが、これかなりデカイですからね。
特段皿がデカい印象は無かったけど写真だとなんでこんなに肉が小さく映っているんだろう。
この手の簡単なコース料理のメインだから、小さな肉がおしゃれに盛り付けてあるのを想像していましたが、これは明らかに迫力があります。多分300g近くはあるんじゃないだろうか。
厚みがかなりしっかりしていて、うっすいステーキとは一線を画します。
何気に最近こんなにボリューミーなステーキ食べていなかったなあ。
焼き具合はミディアムくらいで丁度よいですね。肝心の肉質ですが評価が分かれるところだと思います。硬いか柔らかいかで言えば硬めに入ります。
ナイフでしっかり切れて、しっかり噛み切れる硬さなんですが、柔らか加工の肉が蔓延っている昨今ではファミレスのステーキでももっと柔らかですからね。
やりすぎの不自然な柔らか加工肉が嫌いな私からすると、こちらの自然な歯ごたえのお肉が好きですが、これは好みによるかな。
ごく一部硬い筋がある部分があったのでこの部分は取り除いたほうが印象いいかも。
味としてはガーリックグレイビーソースがかかっていて、これは尖った感じがなく自然にしっかり味がして美味かったです。
付け合せのシメジ舞茸のソテーもなかなか美味かった。
メインと共に再びパンが出てきます。プレーンのカンパーニュかブランが選べたのでブランに。その名の通り全粒粉ぽいやや茶色みがかったカンパーニュで、白ごまやくるみが入っていました。
しっとり繊細な舌触りながら、どこかカサっとしているような印象の舌触りもある、少し不思議な食感ですね。味的には白ごまの風味が効いていました。
最後にドリンクが出てきました。コーヒーか紅茶がアイスホットで選べるので、ホットコーヒーにしました。酸味が抑えられ、程よい苦味が効いた飲みやすいコーヒーでした。
以上の内容ですが、構成やクオリティを考えるとランチとしてはやや高めな印象もありますが、ステーキが予想以上のボリュームだったので値段の価値はありました。
あれだけデカいステーキだと、ステーキ屋に食べに行くともっとする恐れもありますからね。
しかし、ラシーヌがパン屋併設のビストロであることを考えれば、結局のところABCのパンメインのランチのが良いのかも。
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