東池袋大勝軒 本店で「もりそば」
2017年5月夜、東池袋のラーメン屋「東池袋大勝軒 本店」に行ってきました。
お店は、東池袋駅から徒歩1分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。
入口入って左手の券売機で食券を購入してから席につきました。
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もりそば 750円 3.5
中華そばもありますが、東池袋大勝軒といえば何と言っても”もりそば”でしょう。
いわゆるつけ麺のルーツとされているもので、故・山岸一雄氏が生み出したものです。
東池袋大勝軒の暖簾分け店やインスパイア店は多いですが、一度本店に行ってみたいと思っていたので念願のもりそばにしました。
近年流行りの乳化したドロドロの動物スープに魚介を合わせたようなつけ汁とは一線を画す元祖のつけ汁です。
ベースは、鶏ガラ豚ガラの清湯スープに煮干しや節を加えたダブルスープで、酸味と甘味を派手に加えた感じですね。甘味と酸味が前面に出ていますが、奥には中華そばの深いスープの味わいがあります。
まあしかし、よくもまあ中華そばのスープに甘みと酸味を加えてこの絶妙な味を思いついたなと関心しますね。一見サッパリ素朴なようでありながら、複雑で味わい深いスープです。
この東池袋大勝軒から暖簾分けされた店は多く、インスパイア店も散見され、私も今まで色々この系統の味は食べてきましたが、本店はさすがによく味がまとまっているなと感じました。
ちなみに具材は全てつけ汁に沈んでいて、ゆで卵、ナルト、メンマ、海苔、ネギと十分!
チャーシューは昔ながらの赤身主体の歯ごたえがあるタイプですが、元祖盛り蕎麦にはよく似合います。卵も味玉ではなく素朴なゆで卵なところがまた良い。
麺は非常に特徴があり、つけ麺として標準的な太麺ではなく、中太麺になっています。
つけ麺用の麺というよりラーメンの麺をそのまま水で締めて流用した感じですね。
正直なところコシが足りずつけ麺の麺としてはイマイチですが、シャバシャバのつけ汁にあまり太麺だとそれはそれで合わなそうなので、つけ汁とのトータルバランスで考えればこれでいいのか。いずれにしろトータルパッケージとして間違いなく美味いので問題なし。
ちなみに麺量も300グラム位あって過不足なしです。
ボリュームがありますが、さっぱりしているのでツルツルいけちゃいますね。
東池袋 大勝軒 本店 店舗情報
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