菓匠幹栄 × Cafe Latte 57℃ @桶川市でケーキと和菓子

2021年6月午後、埼玉県桶川市の和菓子・洋菓子屋「菓匠幹栄 × Cafe Latte 57℃」に行ってきました。

お店は、桶川駅から徒歩16分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横にあります。

なんと、和菓子屋と洋菓子屋とカフェが一体となっているお店です。洋菓子も和菓子も本格的で、冷蔵ものの生菓子から、日持ちしそうな焼き菓子まで、和洋それぞれ揃っていました。

今はコロナでカフェはお休みで、テイクアウトのみです。

この記事のもくじ

まずはケーキですが、オーソドックスにショートケーキにしてみました。
上に乗っているメロンがあまりに美しく瑞々しく見えたものでね。

見た目だけでなく、食べても凄い美味いメロンでした。瑞々しくて、甘さ抜群で、メロンの風味も濃いのです。良いメロン使っていますね。

ただ、真ん中にサンドされたメロンはやや少なめな印象もありました。上に乗ったものよりは流石に甘味も少ないですしね。

スポンジはきめ細かく柔らかに崩れるものですか、弾力は意外としっかりしているというか、詰まっている感がすごくありますね。一瞬硬めでパサにも感じかねないのですが、きめ細かく繊細でスッと崩れます。

クリームや果肉よりもスポンジ生地が多いタイプのケーキですが、全然硬かったりパサパサとは無縁の、素晴らしいショートケーキでした。

モンブランはやや変わった形状をしていますね。細い一本の麺状ではなく、平べったい刀匠麺状に絞り出されたものがスパイラルに巻かれています。

この栗ペーストが濃厚で美味いのです。粘度もそこそこ濃厚ですが、栗の風味の濃厚さがすごい。すごく栗を感じる栗ペーストです。

粘度高いのですが、べったりという感じではなく、水分含有量高い感じの爽やかな舌触りです。べったりもパサパサもしない、素晴らしい栗ペーストです。しかも栗感が超濃厚だし。
これは久々に美味いモンプランでしたね。

栗ペーストの土台は、焼きメレンゲ土台にホイップクリームが山状に盛られて、その真ん中に渋川煮が半分入っています。

土台のメレンゲ焼きは、まるで粉砂糖を固めたような細かく繊細な感じのものですね。

ホイップはショートケーキのもそうですが、あまりミルキーさや甘さは強く感じないものですが、中心に配置された渋皮煮の周りは結構甘くなっていたので、もしかしたら渋皮煮から甘さが滲み出たのかもしれません。この部分は甘くて美味いですね。

渋皮煮も半分ですがかなり立派なものでした。

和菓子からは団子を買ってみました。まずは磯部ですね。こちらの方が残り少なくなっていましたが、多分人気で売れすぎたのではなく、みたらしの方が圧倒的に人気なので多く作っているのでしょう。

このところ和菓子屋で買う団子は柔らか系に当たっていましたが、こちらのはしっかり弾力系ですね。柔らかモチモチも美味いけど、弾力しっかりも美味いですね。

弾力系といっても、スーパーの市販の安い団子とは全然違う、弾力もありつつ上品なモチモチ感もある、良い団子なのです。

醤油味が薄く付いていて、しょっぱ過ぎずに上品な味に仕上がっています。
海苔の風味も合わさって、定番ながら安定の美味さです。

みたらしのタレは、オーソドックスな甘辛醤油ダレですが、ベタベタしつこすぎず、かといってあっさりしすぎない程よいものです。

香ばしく焼かれて結構焦げるくらいに仕上がっているのが本当に素晴らしく、やや焦げたくらいの香ばしい風味と、みたらしのタレが合わさることで、なんとも素晴らしい香ばしい味わいになります。

焦げた部分は塩が振られてそれが焦げたようになっていて、焦げた香ばしい風味と塩気と甘辛醤油ダレが合わさり、味のハーモニーが凄い。

いや、これ凄い美味いみたらし団子ですよ。素晴らしく美味いです。

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