ブーゲンビリア@川口市で土日限定ベンガルプレート

2021年6月夕方、埼玉県川口市のインド料理屋「ブーゲンビリア」に行ってきました。

お店は、川口駅から徒歩4分ほどの立地です。
駐車場は、無さそうです。

ベンガルプレート　1500円　3.6

普段はよくあるナンスタイルのインド料理屋で、ランチは千円以下で食べられるリーズナブルなおなじみのインド料理屋みたいです。しかし、土日限定で、ベンガルプレートなるメニューが頼めるという。せっかくの土曜日だったので、ベンガルプレートにしてみました。

インド系のディナーなら1500円はむしろ安いくらいですが、出てきたプレートはすごく立派ではないですか。デカイです。

特に長粒米のライスの盛りが凄い。見た目以上にボリュームがあり、多分ご飯1.5合くらいありそうな勢いでした。カレーが入っているカップもデカイです。

左から時計周りに、チキンカレー、魚のカレー、ダル、野菜のマリネ、野菜カレーという充実の内容です。

ご飯の脇にはタルカリ的なものが添えられています。マッシュポテト、いやインド風ポテトサラダと言ったほうが良いか。まあ色はカレーだけど、味わいは意外としょうゆ味で和風したけど。

まずチキンカレーですが、とにかくチキンがでかい。サイみたいにデカイ骨つきチキンがゴロンと真ん中に鎮座しています。ルーはむしろおまけ程度で、周りに水深4、5ミリで、薄く張られているだけだす。

カレーというよりは、チキンのカレー煮といった感じですね。チキンは柔らかでとてもたっぷりで素晴らしいけど、さすがにルーが少なすぎやろこれは。

炒め玉ねぎたっぷりの、甘くコクのある欧風カレーみたいな濃厚なルーに、しっかりと妥協のないスパイス感を加えていて、味はすばらしく美味いです。

魚のはビジュアルがもう凄いですね。見るからにローカルな淡水魚系の魚が丸ごと鎮座しています。そしてこちらもルーは極めて浅い水深でおまけ程度です。魚のカレー煮という方がふさわしい料理です。

魚は小骨もありますが、特に食べにくくはないですね。淡白な身で可もなく不可もなく。カレーでスパイスも効いていますので、臭みなどは特に感じません。

こちらはシャバシャバ系のカレーで、チキンのような玉ねぎの甘みやミルク系のコクのある濃厚タイプではなく、醤油煮にスパイスが入った感じです。うっすら魚の出汁も出ているさっぱりした味わいで、チキンとの味わいの差が良いですね。

プレートの真ん中の玉こんにゃくみたいなのは、粉もの団子で、甘い砂糖水で煮込んだ感じで、甘い砂糖水が染み込んでかなり甘いデザートでした。

ダルは超濃厚タイプで、豆がガッツリ溶けて、ザラッとした舌触りのルーです。まるでマメではなくジャガイモが溶けたのではないかと錯覚するほどに、濃厚な感じがあります。
優しい味のダルのお店が多いですが、こちらはスパイス感もガッツリで味にパワーがあります。

野菜の千切りが盛られているのは、マリネ的なもので、さっぱりとした酢が効いた和え物です。パンチあるカレーが並ぶ中、口直しに最適です。

野菜カレーは、割と多きなサイズにカットされた野菜がゴロゴロで、これまたルーが少ない。
いや、もはや完全にカレーではなく、カレー味の炒め煮です。

入っている野菜類がこれまた現地のローカル感満載のもので、繊維が硬い木質に近いフキみたいなのや、魚を硬く揚げたもののような食感の物体Xまで、よく分からないものが満載です。

最後にチャイが出てきました。しっかり香辛料が効いていて美味いです。

ブーゲンビリア　店舗情報

食べログ → ブーゲンビリア