あぢとみ食堂@川島町で「タンメン野菜増し」

2014年8月昼、埼玉県川島町のラーメン屋「あぢとみ食堂」に行ってきました。

お店は、鉄道駅から遠く離れているため車でのアクセスになります。
R254を東松山から川越方面へ走っていると、脇道に少し入った所にお店が見えます。

駐車場は、お店の横に結構な台数が停められる大きさのものがあります。

店内はテーブル席とカウンター席で、結構な席数がありますが、
お昼時を外してもかなり混み合っていて、列ぶことが多いです。

食券ではなく席で注文して後払いのシステムです。

タンメン 780円 3.5

あぢとみ食堂といえば、野菜たっぷりのタンメンが人気です。当然タンメンを注文しました。
太麺と細麺があり値段も違いますが、今回は太麺にしました。

15分ほどで着丼のタンメンは、たしかに野菜がこんもり盛られている迫力の一杯です。
普通の中華食堂では見られない二郎系のタンメンですね。
モヤシ、キャベツ、玉ねぎ、ニラ、人参、豚肉がシャキッと炒められてのっています。

二郎系やインスパイア店だと、キャベツモヤシで、とりわけモヤシばかりですが、
あぢとみ食堂はタンメンらしくいろいろな野菜が取れるのが最高です。
スープも、乳化して背脂の塊が浮いている二郎系と違って、清湯なのでヘルシー!
お店が近ければ週一くらいで野菜を摂取しに通いたいお店ですね。

スープは、 鶏清湯の塩味スープに、胡椒が沈みラー油が浮く、典型的なタンメンの味付け。
これぞタンメンという非常に完成度の高い味です。
あっさり鶏塩ですが、大量の野菜を食べるに耐えるパンチもあり、非常に美味しいですね。

麺は今回太麺にしましたが、うどんのような白っぽい麺で、コシもそこそこあります。
たまにこういう白っぽい麺のラーメンあるけど、個人的にはあまり好みではありません。

メニューです。 クリックで拡大します。

メニューです。


2015年4月午後、再びあぢとみ食堂を訪れました。
前回は、普通のタンメンだったので、今回は野菜増しにしてみました。

タンメン野菜増し 880円 3.6

普通のタンメンは100円プラスで野菜増しにできます。果たして100円でどこまで変わるか?

と思ったら出てきたタンメンを見てビックリ!
こんもりどころか、そびえ立つという表現がピッタリの盛りです。
二郎系でいうところのマシマシといった感じでしょうか。

100円プラスで野菜2倍位になってるんじゃないでしょうか。
これは最高です。野菜が食べたくなったら、あぢとみ食堂へGO!


スープカレータンメン 830円 3.5

2016年4月午後、あじとみ食堂を再訪問しました。今回はスープカレータンメンです。
ノーマルの太麺のタンメン以外は野菜増し出来ないのが寂しいところですが、
ひさびさに野菜増し無しでも意外と野菜たっぷりでした。

スープカレータンメンという名前ですが、ようするにノーマルのタンメンにカレー粉をガッツリ加えたものですね。自家調合ではなくガラムマサラみたいなカレーミックスパウダー的なものだと思いますが、野菜の上にかかったものを見る限り結構本格的なスパイスです。

スープは見事にカレー味になっていて、アッサリのタンメンスープがベースになりながらも、
カレー風味が追加されてパンチのある味になっています。

カレー風味が追加されたことが違和感になっておらず、しっかり美味しいカレーラーメンです。
カレー風味でいただく野菜がまた美味い!


2016年6月夜、あじとみ食堂を再訪問しました。金曜・土曜日限定の夜の部の訪問です。
夜の部は、昼のお店の横にある小さなプレハブ小屋の中にあるカウンター8席程度のお店です。

黒醤油太麺 780円 3.4

昼はタンメンがメインですが、夜の部は煮干し系などバラエティに飛んだメニューが有ります。
まずはタンメン以外のあぢとみ食堂の味を知ろうと、昼の部にもある黒醤油太麺にしました。
何のために夜に来たんだという感じではありますが・・・

黒醤油というだけあって、まるで富山ブラックのように真っ黒のスープです。
いくらなんでも醤油だけで出せる色じゃないよなあと思っていたら、黒ゴマの欠片を発見!
スープを飲み進めるとラーメンどんぶりがすり鉢になっていることを発見!
これで胡麻擦ってからスープを投入しているのだろうか?

スープ自体は鶏清湯?みたいな澄んだあっさり動物スープに鰹節と煮干を加えた感じです。
特に鰹節感が目立ちますかね。単純な清湯スープで鰹節感が目立つとチープな味になりがちですが、醤油の旨味と胡麻のコクで美味く中和されて安っぽい感じがしません。
アッサリですが深みがあり、なかなか珍しい系統のスープでした。

麺は昼のタンメンのものと同じなのでしょうけど、どういう訳か昼のタンメンの時のチープな感じの太麺とは違い、プリンッと弾力のある素晴らしい麺でした。
なんでだろう?黒いスープが絡まって雰囲気が有るからかな?或いはお客が少なくて丁寧に茹でているからだろうか?

具は、チャーシュー、カイワレ、海苔、メンマと必要十分です。
チャーシューは、脂身が少なめではありますが、柔らかくて良いですね。


北海道バタータンメン 900円 3.3

2016年6月午後、川島町のあじとみ食堂を再訪問しました。今回は北海道バタータンメンです。

ノーマルのタンメンにバターの塊を浮かべたものですね。
ラーメンにバターは鉄板ですが、このタンメンに合っているかというと微妙でした。

ノーマルだと鶏清湯の塩ラーメンに辣油と胡椒でアクセントをつけた典型的なタンメンスープなのですが、バターが入るとマイルドになり辣油と胡椒のアクセントが消えてしまいます。

その結果味のぼやけた塩バターラーメンの様になってしまい、
ノーマルのほうがいいかなあという感じです。

まあ好みもあるとは思いますが、個人的には値段同じでもノーマルのほうがいいかな。


にぼしそば(正油) 730円 3.4

2016年11月夜、川島町のあじとみ食堂を再訪問しました。
今回は夜の部だけで味わえる、にぼしそば(正油)です。

非常に澄んだ醤油スープで、煮干しの旨味と極微かなエグミを感じる味わいスッキリです。
流石に煮干しオンリーでは味が出ないでしょうから鶏清湯なんかと組み合わせてるんだとは思いますが、本当に煮干しオンリーでとったようなスッキリクリアな出汁です。
カエシの醤油ダレも大きく主張しないさっぱりしたもので、煮干し感をダイレクトに味わえる。

麺は細麺ですが、タンメンの太麺を中細にしたような感じで、ギリギリチープ感が出ていないような感じです。あと少しでも茹で過ぎたら温かい素麺みたいでチープになりそう。

具材は豪華にも厚めのチャーシューが2枚と、ノリ、カイワレ、メンマで、水面にはネギも浮きます。カイワレはカイワレ臭が強すぎて繊細なスープの香りに影響するので要らないかな。


にぼしそば(塩) 730円 3.4

2016年12月夜、川島町のあじとみ食堂を再訪問しました。
先日に続き、にぼしそば(塩)にしました。今回は塩味の方ですね。

基本的には醤油と同じ、本当に煮干しオンリーでとったようなスッキリクリアな出汁です。
煮干しのエグミは殆ど感じず、煮干しの旨味が優しく仄かに、それでいてしっかり出ています。
カエシが醤油ではなく塩なので、より煮干しの旨味をダイレクトに感じられますが、醤油の方も醤油感は控えめでしたので大きな差はありません。
どちらもスッキリクリアな出汁感でサッパリとした味わいです。


タンメン(細麺) 730円 3.5

2017年6月午後、久しぶりに行ってきました。
いつもタンメンの野菜増しにすることが多いのですが、今日はあまり腹が減っていない。
せっかくなので野菜増しには出来ない細麺の方のタンメンにしてみました。

出てきたタンメンは、見た目はいつも同じですね。野菜増しで慣れているので野菜が軽めに感じますが、これでも普通の水準からすると大盛なんだよなあ。
シャキッとした野菜も、あっさりながらパンチのあるスープも相変わらず美味いですね。

麺は確かに細麺ですね。中細よりも細めくらいのストレート麺です。
夜のにぼしそばと同じ麺かな?

もっちりした太麺とは違って、少し固めに仕上がっていて、むしろ細麺の方がこのスープに合っている気がしました。好みはあると思いますが、私はこちらのほうが好きです。
細麺でも野菜増しにできればいいのになあ。

注文時に細麺は麺が少ないですよと確認されましたが、結果的に私はこのくらいの麺量で十分でした。というか一般的な基準で考えて特に少ないとは思いませんでした。
野菜が食べたくて通っているので、麺はこのくらいで十二分です。


チリトマトタンメン 920円 3.5

2018年6月午後、久しぶりに川島町あぢとみ食堂へ行ってきました。
夜の営業がなくなってしまってからあまり行っていませんでしたが久々です。
日曜日とはいえ15時半をまわっているのにほぼ満席と大盛況でした。

メニューにはありませんが、壁にチリトマトタンメンなるものが掲示されていたのでこれに。
出てきて見た目からして派手ですね。トマトと辛子の要素が加わった赤いスープをしています。さらに盛られた野菜とスープの上にこれでもかとオニオンチップが散らされていて、見た目がガッツリ派手です。

スープはベースのタンメンの塩味スープにトマトと辛子を加えて少し辛くなっている感じで、トマト感は酸味をガッツリ感じることもなくほんのり、辛子も見た目ほどは全然辛くない。
単純にトマトを加えた感じにとどまらない濃い旨味があり、チリように牛の旨味でも入っているんじゃないかというようなトマトと肉の煮込みのような濃い旨味があります。完全に気のせいかも知れないけど煮干し要素も加わってる?とにかくトマトと辛味が入って、ノーマルのタンメンよりも味の厚みが増しているので、かなりパンチがあります。

ノーマルのタンメン以外は野菜増しができないので、久々に見て野菜が寂しいかなと思いましたが、水面下にも沈んでいるので十分なボリュームでした。やっぱりここのは野菜が豊富なのが最大の売りですな。

ちなみに麺はノーマルの太麺です。


スタミナタンメン 920円 3.5

2018年6月午後の訪問。今回も壁掲示メニューからスタミナタンメンにしてみました。
出てきて前回のトマトとあまり変わりませんね、盛られた野菜の山に大量のオニオンチップがかかっています。

一方のスープはトマトが入っていないのでノーマルのタンメンのような色です。ただ、やや濃く濁っている感じはするかな。どのあたりがスタミナなのかと思ったら、ニンニクの粒が5個まるごと入っていました。柔らかくホクッと仕上がっていて良いです。このニンニクが入っていることで、ややスープにパンチが効いている気がします。

というよりスープが以前食べた普通のタンメンとはやはり何か違う気が。やっぱり煮干しというかイリコというか、何か魚介系が入っている?壁掲示メニュー2種がそうなのか、普通のタンメンもスープが変わったのか、はたまた前からそうだったのか分かりませんが。

麺はこちらもノーマルと同じ太麺でした。


秩父みそタンメン 850円 3.5

2019年8月午後の訪問。今回も壁掲示メニューから秩父みそタンメンにしてみました。
太麺250グラムが850円、細麺150グラムが800円です。暑くてイマイチ食欲もないので細麺にしようかと思いましたが、店のおばちゃんが太麺のが明らかに美味いというので太麺に。

野菜がしっかり盛られていつも通りの迫力のビジュアルですが、スープの色は随分と異なりますね。濃い味噌の色をしていて濃厚そうです。

スープのベースはいつものタンメンと同じもので、カエシが味噌ダレになっているようですが、味わいはかなり味噌寄りですね。
完全に味噌の味になっていて、タンメンというよりは味噌煮込みうどんみたいな味わいです。

これでもかという赤味噌で、よく見ると麦みたいな破片が浮いていますね。
昔、秩父のお土産で買った秩父の麦味噌を思い出しました。
とにかく粘度こそシャバですが、非常に濃厚な赤味噌の風味が主体のスープになっています。

しかし、よくよく味わってみると割りと和のテイストの味わいな気もしてきました。
今まで鳥清湯主体だと思っていましたが、割と煮干が効いているタンメンだったのかな。
カエシが濃いはずのミソでしたが、何故か今までで一番出汁を感じた気がしました。

ちなみに麺ですが太麺にして正解でした。普通のタンメンだとスープが比較的あっさりなので、モチモチ太麺が主張し過ぎな気がしていましたが、濃厚な味噌スープだと麺がぴったりでした。250グラムなんてあっという間にスルスルでしたわ。


暴君タンメン 920円 3.5

2019年9月午後の訪問。今回は、まだ食べたことのなかった暴君タンメンにしました。
辛子と山椒を効かせた激辛ということで相当辛そうです。

以前ちょっと辛いタンメンというメニューを食べたことがあり、普通のタンメンにラー油をプラスした感じで、あれ?これなら卓上のラー油入れるのと同じじゃね?と思いましたが、暴君は見た目からして全然違います。

まずスープが赤い!明らかに激辛ラーメンの色をしています。
野菜の山の上にも唐辛子が乗っていて、いかにもなビジュアルですね。

食べてみると確かにラー油増しのものとは訳が違います。しっかり辛いラーメンしています。
ただ、中本の北極ラーメンとか口が痛くなるようなレベルではないかな。
激辛だけど無理なく食べられました。

この通り真っ赤な色をしたスープですが、口や舌が痛くなるような暴力的なほどではない。

スープのベースは普通のタンメンと同じだと思いますが、辛さがあるので旨味を味わうのは難しいです。
辛子の酸味が加わった感じで、辛子の風味と辛さが目立つ味わいです。

山椒のジャリッとした噛みごたえも少しありますが、麻味というような痺れる感じはあまりありません。
あと白ごまのすり胡麻も入っているのかな。そんな食感と味わい。

激辛が好きな人にはおすすめですが、まあ初めての人はノーマルのタンメンが一番だわな。


つけタンメン 850円 3.5

2021年6月午後の訪問。今回は、まだ食べたことの無い、つけタンメンにしました。
別につけ麺もありますが、こちらはタンメンのつけ麺バージョンです。

つけ麺スタイルですが、野菜もガッツリ盛られていて、スープも多く、単に麺が別になっているタンメンみたいな印象ですね。

スープの味はノーマルのタンメンとほぼ同じか、気持ち味が濃いめな感じですね。

単につけ麺スタイルで味わいは同じかなと思いきや、魚粉がガッツリかかっていて和の味わいが濃厚になっています。ノーマルにも少し魚粉が入っているかもしれませんが、こちらはガッツリ魚粉が香り和のテイストですね。そういえばラー油がかかっていないのも和ですね。

麺も冷水で締められているので、より強いコシが出ていて、まさにつけ麺という感じでノーマルタンメンとはまた違った印象ですね。


2022年4月午後、埼玉県川島町のラーメン屋「あぢとみ食堂」に行ってきました。

味噌カレー牛乳タンメン 950円 3.6

久々に来ましたが、またしてもタンメンのレパートリーが増えているではありませんか。
新たにラインナップに加わった味噌カレー牛乳タンメンにしました。

青森かどこかの名物ラーメンで、味噌カレー牛乳ラーメンというのを聞いたことがありますが、もはや要素が多すぎて何が何だか分かりません。

出てきたものは乳白色にカレーの色も薄く加わったもので、コッテリしていて美味そうですね。

スープは意外と粘度は高くないノーマルのタンメンのスープベースのようですが、牛乳の濃厚でクリーミーな感じや、カレータンメンを思い出すサッパリだけどしっかり濃厚なカレーの感じがあります。

味噌感は前面にはあまり出て来ていませんが、スープにコクを与え味に厚みを作っていますね。

味も風味も強い三者が合わさっていますが、喧嘩することなく見事に調和しています。

なんなら、厚みがあるスープなのにベースのタンメンスープの味わいまで感じられる、解像度の高い味わいでした。

辛さ重視のを除けば、シリーズで一番力ある味わいでしたね。


2022年5月午後、埼玉県川島町のラーメン屋「あぢとみ食堂」に行ってきました。

肉野菜タンメン 1000円 3.4

今回は新しくできていた肉野菜にしてみました。最高額の1000円突破メニューです。

出てきてみて正直ノーマルタンメンとの差を感じません。肉野菜がガッツリ乗っているのを想像していましたが、ノーマルと同じくらいな野菜の盛りですね。

ただ、肉は明らかに多いです。なるほどノーマルの肉増しバージョンということか。肉が飾り程度のノーマルでは満足できない人は肉野菜が良いかもね。私的にはノーマルでいいかなという印象です。

味わいはノーマルそのものですが、ラー油が最初から入っているのではなく、テーブルに置いてある感じになりましたね。思えばノーマルはかなり久々です。これを入れないとタンメンらしくない締まりのない味わいになってしまいます。

味は相変わらず美味いのですが、色々な変わりタンメンを食べた後だと、相対的におとなしく感じました。


2022年5月午後、埼玉県川島町のラーメン屋「あぢとみ食堂」に行ってきました。

パリパリチーズ添え なめらか豆乳タンメン 950円 3.6

今回はパリパリチーズ添えなめらか豆乳タンメンにしました。
次々に新しいのが出ますね。一方、消えていったものもあります。

今回の特徴はなんといっても、別添えのパリパリチーズでしょう。
スライスチーズを二枚分、バリバリに焼いてあります。
フツフツと泡立つくらいにオーブンで焼いて、バリバリに仕上げてあります。

ラーメン自体は、ノーマルのタンメンに豆乳を加えた感じで、味のベースはノーマルですが、濃厚でマイルドでミルキーな感じに仕上がっています。

ここにパリパリチーズを砕いて加えると、食感と味わいのアクセントになります。

パリパリ感は割とすぐに無くなり、柔らかにスープに溶け込み始めると、また違ったふわふわ食感になり美味いのです。

また、チーズの旨味とコクがスープに染み出して、さらに濃厚クリーミーなスープに進化します。

味わいは比較的ノーマルに近いのですが、より濃厚ミルキーでマイルドな感じで、力ある味わいでした。

あぢとみ食堂 店舗情報

食べログ → あぢとみ食堂

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