壷小屋@飯能市でインド風カレーランチと火曜日の薪窯焼きパン
2016年11月午後、埼玉県飯能市の喫茶ギャラリー「壷小屋」に行ってきました。
お店は鉄道駅から遠く離れた立地のため車でのアクセスになります。県道70号を飯能から名栗方面へ進んでいくと、右手に壷小屋右折の看板が出ています。細い生活道路を道なりに進むと都度看板の案内があるので指示通り進みます。開けた原野にあるイメージでしたが、住宅街の細い未舗装路を進んだ先の奥まった場所にあり、かなり見つけづらいです。
駐車場は、お店の前にあります。
お店の外観もメルヘンチックですが、内装も可愛らしい感じになっています。
半分がカフェスペースで、もう半分がギャラリーになっています。
陶芸の窯元のお店らしくお店の半分のスペースは陶器の展示販売スペースになっています。
個性的な陶器類が並んでいますので、好きな方にはたまらないでしょう。
毎週火曜日13:00からは薪窯焼きパンが販売されます。
カフェでの食事よりもパンを買いに来ている人が多かったですね。まあ時間も時間でしたが。
16時くらいに行きましたが、この日はそこそこ残っていました。
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インド風カレーランチ 900円 3.5
ランチといいつつ閉店時間まで注文できるそうです。16時頃伺いましたが食べられました。
本日のカレーはシーフードのココナツカレーとミックスビーンズカレーからの選択でした。
迷いましたがシーフードのココナツカレーをチョイス!ライスかピタパンの選択はライスに。
カフェごはんといった感じの盛りで、出てきた瞬間は小ぶりだなと思いましたが、
深さがあるお皿になみなみと注がれているのでしっかり量があります。
胡麻と酢と砂糖の味のドレッシングがかかったサラダとインド料理一品が添えられています。
本日のインド料理一品はカボチャのスパイス煮でした。生姜とクミンで炒め煮されたカボチャですが、あまり強い味がせずにカボチャそのままを煮たような感じの素朴な味でした。
肝心のカレーですが、タマネギをみじん切りではなく千切りにして炒めて煮込んであるので、結構タマネギの形が残っています。もちろんトロトロに柔らかですけどね。
ココナツミルクを結構加えてあるのか、とろみがあり甘みとコクがあるマイルドなルーです。
さらに、イカ、アサリ、小海老の具がタップリなので、結構ゴテゴテしていますね。
シーフードの風味旨味が強く出ているカレーですが、それより何よりココナツミルクの甘くマイルドな風味が目立ちます。おそらく砂糖もかなり効かせているのだと思いますが、なにより先にまず結構な甘みを感じます。
しかし、甘くマイルドなだけではなく、次の瞬間しっかりとした辛さがやって来ます。
スパイス感はマイルドなココナツミルクに包まれてぼやっとしていますが辛さはしっかり。
こういうしっかり甘くしっかり辛いカレーというのは美味いですね。
干しいちじく と くるみパン 600円 3.5
普通のくるみパン300円もありましたが、イチジクとクルミのパンにしました。
しかしこれデカい!!一番高い600円ですがサイズも圧倒的にデカい。
このお皿の直径30センチ位ありますからね。その皿が埋まるサイズ。
見た目はデカいバケットの様ですが、食べると柔らかく焼かなくても美味しくいただけます。
かなり柔らかなバケットの様でありながら、こだわりのパンらしくしっかり詰まっている感もあります。
クルミの食感のアクセントも素晴らしいですが、イチジクのタネのゴリゴリプチプチした食感もまた良い。
イチジクはシロップ漬けにしてあるのかな?あるいは干してあるのかもしれません。
甘みが凝縮されている感じで味のアクセントにもなっています。
黒ごまチーズパン 300円 3.5
コッペパンのような風貌ですが、中は食パンのようにフワフワです。
しっかり詰まっている感あり。
黒ゴマたっぷりでごまの風味が効いたパンですね。ごまの風味が主役!
散りばめられたチーズも味のアクセントになっています。
紫いもアンパン 260円 3.6
紫いもを生地に練り込んだデカめのロールパンですね。
まんまロールパンの生地ですが、これまたしっかり詰まっている感じのパンです。
ドリールが塗られていないくすんだマット調の表面の質感がなんとも良いです。
賽の目にカットしたさつまいもと紫いも餡を一緒に巻いてあるので断面が鮮やかですね。
さつまいもは自然なままの優しい甘みで、紫芋餡はしっかりした甘みと濃い芋の風味があります。この味の対比がいいですね。