玄家@越生町で蕎麦「二八そば」と「そばの水ようかん」

2016年11月午後、埼玉県越生町の蕎麦屋「玄家」に行ってきました。

お店は、越生駅からは遠く離れた立地のため車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の横にあります。

客席は座敷席になっていて、カウンター座敷席もあるのでお一人様も安心!

まずは、蕎麦の生地を揚げて塩を降ってあるようなものが出てきました。
これを食べつつ蕎麦を待つ予定が、蕎麦豆腐を注文したらすぐ来たので、最後に食べることに。
写真は小さく写っていますが、一人分としては結構な量でした。

そばとうふ 100円 3.4

蕎麦前が結構良心的な値段で色々あります。とりあえず蕎麦豆腐を注文してみました。
器にタネを流し込んでそのまま固めてあるようです。
もう見るからに蕎麦という色をしていて、星も見えますね。

ごま豆腐みたいにプルプルかと思いきや、意外と弾力はなく蕎麦生地と豆腐の間みたいな感じ。
舌触りも蕎麦と木綿豆腐の間みたいな感じですね。
割としっかり蕎麦の風味があり、ああこりゃたしかに蕎麦豆腐だなという感じです。
生醤油と山葵でいただけば最高ですね。

二八そば 並 700円 3.4

土曜日15時くらいの訪問でしたので、十割そばはもうありませんでした。
仕方がないので二八の盛り蕎麦を並でお願いしました。

薬味は、ネギ、おろし、山葵と必要十分な構成。
辛汁は、鰹節と醤油の酸味が目立つような味わいで、鰹節の旨味や醤油のコクみたいなものはあまり目立たないかな。サッパリで蕎麦の風味は邪魔しない感じですね。

さて、肝心の蕎麦ですが、並というだけあって極めて一般的な盛り蕎麦1人前の量です。
1.5倍で900円、2倍で1100円と大盛りにすると非常にお得です。

見ての通りかなり黒っぽい色をした蕎麦で、かなりの粗挽き挽きぐるみな感じで、たくさん星が見えます。
しかも中太打ちで一般的な蕎麦よりも気持ち太めなので、田舎蕎麦寄りの風貌です。

食べてみると新蕎麦の時期ですが、香りは際立ったものはないですね。
全く蕎麦の香りがしないわけではないですが、これは香り良いなぁという感じではないです。

モッチリとしたコシがあり、細めのうどん系のコシの雰囲気を少し感じますね。
蕎麦としては少しだけ太めで二八なので、少しもっちり系のコシなのかもしれません。
あと温度が微かに高い気がします。舌には丁度よい微かにひんやりした温度なのですが、蕎麦はキュッと冷たく締められている方が雰囲気があるかも。

総合的に見ればとっても良い蕎麦なんですが、香りがそれほどでもない点、コシの感じと温度で、求める蕎麦に何かあと一歩達していない感じがしてしまいました。
まあビジュアルが非常に私好みだったので、最初の基準を上げすぎたのもありますが。

最後に蕎麦湯が出てきます。かなりドロっと白濁したもので注ぐと小豆色をしています。
かなり濃ゆいので、たぶん蕎麦粉を足したタイプですね。飲みごたえあります。

そばの水ようかん 150円 3.5

デザートに蕎麦の水羊羹も頼みました。これまた良心的な価格。
出てきた瞬間、あれ蕎麦豆腐と同じものに蜜がかかっている?と思いましたが、別物でした。

見た目は似ていますが、舌触りが違います。
こちらは寒天で固めたようにすっと口溶けしてまさに水羊羹ですね。
こちらもしっかり蕎麦の風味があり、こりゃ蕎麦羊羹だなあという感じです。

蕎麦羊羹自体には甘みはなく、かかっている糖蜜のようなものでいただきます。
和三盆みたいな上品な甘みで非常に美味しかった。

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