鮨処 結 すしの葵@川越市でランチ「日替りおまかせ海鮮丼」

2019年1月昼、埼玉県川越市の寿司屋「鮨処 結 すしの葵」に行ってきました。

お店は、川越市駅から徒歩25分ほどの立地です。
駐車場は、お店の斜め向かいにあります。

ランチ 日替りおまかせ海鮮丼 1070円 3.5

1080円のランチにぎり、人気だという穴子丼なんかも気になりますが、無難におまかせ海鮮丼にしました。ご飯は大盛りも無料だそうですがとりあえず普通で。

海鮮丼自体は思ったよりも軽めな印象ですが、茶碗蒸し、汁物、デザートまで付いてきて1000円ランチとしては結構豪華じゃないですか。

今日はカンパチで出汁を取った吸い物ですということで、汁物からいってみましたがこれが美味い!
なんというか魚の出汁と塩味というシンプルな味ながら、これでもう完成してしまっています。カンパチの旨味がこれでもかと凝縮されていて最高です。結構塩気もしっかりしていて、透明に澄んだ汁ながら味に力があります。

茶碗蒸しもフルフルに仕上がっていて、魚介系の独特な風味の出汁を感じます。
これまた美味いですね。汁物と茶碗蒸しがかなりのクオリティだったので海鮮丼に期待が高まります。

ちなみにデザートは薄いあんこ汁を葛かなんかで固めたような和風のゼリーという感じでした。
これまたセンスが良い美味さ!

肝心の海鮮丼ですが、やや軽めの印象で、マグロ2切れ、カンパチ、サーモン、タコ、ホタテ、甘エビ2本、ネギトロという構成です、面積の2/5くらいは卵焼き2切れに生姜にきゅうりが盛られていて、海鮮はやや軽めの印象。ご飯は普通盛りで丁度よかったなという感じです。

カンパチはハリがあり、サーモンも瑞々しく柔らか、タコもボイルではなく食感良しです。甘エビやホタテも甘みがあり良い感じですね。
全体的に飛び抜けたネタはないものの、どれも水準以上のクオリティで安心して美味しくいただける、しっかりしたお寿司屋さんのクオリティです。

ただ、主役のマグロがなんともイマイチでした。どうも食感がややコワコワしている感じで、冷凍焼けか解凍失敗みたいな印象でした。ネギトロの方は普通に美味かったですけどね。

酢飯も尖っていないほんのりした感じで程よく、全体的にネタも満足のレベルだったのですが、やや軽めな印象とマグロのイマイチ感で、どうもものすごく美味いという印象までは受けませんでした。海鮮丼よりも吸い物と茶碗蒸し素晴らしさのほうが印象に残りました。


2019年10月昼、埼玉県川越市の寿司屋「鮨処 結 すしの葵」に行ってきました。

マグロ中落ち丼 1090円 3.6

今回は、鮪の中落ち丼にしました。
まずは中落ち丼と汁物が運ばれてきて、後から茶碗蒸しが出てきました。

本日の汁物は、キンメと真鯛で出汁を取ったというもので、これまた素晴らしい魚の出汁です。
前回のカンパチほどガッツリした感じではありませんが、ほんのり淡い上品な出汁で大変美味!

今回もご飯は普通盛りでお願いしましたが、結構ボリュームありましたね。
中落ちもたっぷり乗っていて、なかなかボリューム感がありました。

中落ちというだけあって赤身の切り身みたいなしっかりした部分と、すき身のような部分が絡み合っていて、これがなんとも美味いのです。

変に整った切り身よりも、美味しい部分を骨からこそぎ落としたような、すき身のマグロって好きだなあ。
ハリがあって瑞々しく、申し分ないクオリティのマグロでした。

酢飯も、やや甘めで、酢の尖りがない優しいもので、美味しいです。

変に色々盛り込もうとした海鮮丼よりも、1点勝負のマグロ丼のほうが満足度高いな。

茶碗蒸しは、ものすごく柔らかでフルフルですね。口ですっと溶ける、まるで出汁を飲んでいるかのような仕上がり。

ブリみたいな赤身系の旨味の魚の出汁が効いているような印象です。とにかく魚の出汁がガツンと効いているので、素晴らしく美味いです。

今回のデザートは、バニラ風味のババロアみたいなものに、きな粉と蜜がかかったものでした。


2019年12月昼、埼玉県川越市の寿司屋「鮨処 結 すしの葵」に行ってきました。

サーモン三昧丼 1100円 3.4

今回は、期間限定だというサーモン三昧丼にしました。
漬けサーモン、炙りサーモン、生サーモンの3種類が乗っています。
今回は卵焼きなどは乗っておらず、全面がサーモンで埋め尽くされていて、非常に豪華です。

サイドは前と同じで、汁物と茶碗蒸しですね。

茶碗蒸しが一見カサカサに見えましたが、スプーンを入れると出汁が湧き出し、食べてみると瑞々しくフルフルです。魚の出汁感が強い茶碗蒸しで、これ本当に美味いです。

汁物の方も、相変わらず濃い魚の出汁が香り、今回は生のりも投入されているので、旨味溢れて出汁感濃過ぎとすら思えるほどでした。

この汁物と茶碗蒸しは本当にすごいわ。正直毎回メインの丼よりもこちらが楽しみ!

ちなみに最後にデザートが出てきて、本日は豆乳プリンみたいなものでした。
こちらも上品に仕上がっていて、大変美味でした!

肝心のサーモン三昧丼ですが、クオリティ的には今までで一番普通だったかな。
たっぷり乗っているのは大変良いのですが、刺身のクオリティが最高とまではいきませんでした。

全然うまいんですけど、今ひとつハリがない感じでした。
すごく柔らかで崩れるような身というか、冷解凍の問題で細胞膜壊れて柔らかくなった感じでした。

全然問題なく美味しく食べられるのですが、すごく良かったとも思えない感じです。

あと漬けと生の違いがあまり感じられませんでした。前述の理由で生サーモンも漬けのような感じの食感になっているのよね。あまりハリのある生という感じが無い。
あと、漬けは漬けで味が薄い感じで、どちらがどちらか分からなかったです。

炙りは片面の一部のみ熱を加えてあり、火を通した鮭の風味を漂わせつつも、しっかり刺身でなかなか良かった。


2021年1月昼、埼玉県川越市の寿司屋「鮨処 結 すしの葵」に行ってきました。

穴子丼 1518円 3.5

今回は、穴子丼にしました。

生姜、キュウリ、卵焼き、かまぼこが盛り込まれているので、穴子が乗っているのが丼の半分くらいで少ないかなと思いましたが、食べてみると十分な満足感がありました。
ご飯は普通盛りでお願いしましたが、割と盛りがしっかりしていました。

前と同じように茶碗蒸しと汁物が付きます。
このサイドの茶碗蒸しと汁物が異様に美味いのよね。

茶碗蒸しは、しっかり魚介の出汁が効いていて、フルフルで大変美味です。
単に出汁感がしっかりしているだけではなく、しっかり塩分が効いています。

汁物はボタンエビ出汁のすまし汁でしたが、これまた素晴らしい出汁が出ていて、エビの良い意味の臭みと旨みがしっかり出ています。

海苔の旨みも加わって、まるで化調ガンガンなのではないかと思うほどの、分厚い旨みがあります。これまた塩分濃度がしっかりしているのも、味にさらに力を与えていて、上品な薄味の味わいとはまた違った魅力があります。こちらは本当にサイドが美味いのです。

甘みと酸味が程よい味わいの酢飯の上に、甘辛醤油ダレが塗られた穴子が乗っています。
割と大ぶりなものが2/3尾くらいですかね。十分です。

香ばしく焼かれたタイプではなく、焼き目は付かずにトロッとしています。煮穴子かな。
食べてみると、フワッと柔らかで、トロッと脂がのっています。蒸し穴子かもね。

とにかくフワフワに柔らかで、大変美味ですね。
香ばしい焼きも良いけど、ふわっと柔らかな穴子も良いものです。

ワサビでいただくとまた風味が引き立ちますね。

今回もデザートが付きました。またババロアみたいなものでしたね。

きなこと黒糖みたいな味わいが濃厚で美味かった。


2021年12月昼、埼玉県川越市の寿司屋「鮨処 結 すしの葵」に行ってきました。

本日のおまかせ握り 1100円 3.6

今回は本日のおまかせ握りのランチにしてみました。満を持して念願の握りです。
特選握りもありましたが、まずはリーズナブルな方です。

寿司は、にぎり7貫と軍艦2貫ですね。

左奥から時計回りに、マグロ、イカ、マグロ、炙りの鯛、炙りマグロ軍艦、トロたく軍艦、アマエビ、ボイルエビ、玉子です。千円程度の寿司ランチとしては十分な内容です。

茶碗蒸しと汁物が付いていますが、今までと同様に、このサイドのクオリティが凄いのです。

本日の汁はブリとなんかの魚で取ったものと言っていましたが、相変わらず素晴らしい出汁が出ています。岩海苔とネギ入っていて、風味は最高ですね。ちょっとだけ塩気が強い気がしましたが。

茶碗蒸しの方もしっかりと出汁を効かせたもので、熱々でフルフルに柔らかで、素晴らしく美味いです。

マグロは美しいのですが、端の部分がやや黒ずんでも見えます。前の丼でも、サーモンが一部劣化したような部分もあったのでどうなんだろという感じでしたが、食べてみると素晴らしいクオリティのマグロでした。

しっとりとして瑞々しい舌触りで、とても柔らかく劣化のレの字もありませんでした。
赤身ですが脂も乗っているような味わいで大変に美味いです。

イカもサクッと感もありながら柔らかでスッと噛み切れます。素晴らしいアオリイカのような甘味もあり、これまた素晴らしいクオリティでした。

黒い皮目の鯛みたいなのは、皮を炙られていて香ばしく仕上がっていますが、中の身は生でしっとりしています。しっとりで瑞々しく素晴らしい状態で、身に甘さも感じられました。これまた素晴らしいうまさ。

細かく刻んだマグロみたいなのが乗った軍艦は、一面が少し炙りみたいになっていて、全体的に少し水分が飛んだ感じです。マグロの握りに比べるとクオリティは低いかな。

トロタクは、マグロすき身がものすごく細かく挽かれていて、トロトロでムースみたい。

甘エビはプリッとしていて、甘味があり美味いです。

ボイルエビは個人的にあまり好きではないのですが、これは微かに甘味も感じてなかなか良かったですね。

玉子は標準的なほんのり甘く仕上がったものです。

全体的にクオリティが高く、千円前後の安い寿司ランチとしては素晴らしい満足感です。

デザートも付きます。今回はサツマイモを生クリームで和えたものでした。

サツマイモは一部潰れて生クリームと混ざっていて、サツマイモクリームみたいになっていて、このグラデーション具合が良いですね。

結 すしの葵 店舗情報

食べログ → 結 すしの葵

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