四つ葉@川島町でラーメン「蛤そば、煮干しそば、つけそば」

2014年6月夜、埼玉県川島町のラーメン屋「四つ葉」に行ってきました。

お店は、鉄道駅から遠く離れた立地のため、車でのアクセスになります。
駐車場は、お店の前に大きな駐車場があります。

かなりの人気店ですので、常に行列ができています。
食券制ではなく、席について注文をして、後会計になります。(現在は食券制)

四つ葉そば 700円 3.4

今回はじめて訪れましたので、一番基本の四つ葉そばを注文しました。

出てきた四つ葉そばは、澄んだ醤油スープのラーメンでした。
出汁は比内地鶏の清湯で、見事に澄んだスープですが鶏の旨みがしっかりと感じられます。
醤油も角が立つことなく、良い感じのお味です。

非常にあっさりシンプルながらも、
昔ながらの醤油ラーメンようなチープな味にはなっていないのが良いですね。

シンプルに優しい味で鶏の旨みを味わうスープですので、
脂たっぷりの味の濃い濃厚スープが好みの方には、まったく向かない一品です。

麺は、この手のあっさりラーメンによく合う、パツパツめの中細ストレート麺です。

具がこれまた風変わりで、低温調理の鳥チャーシュー、豚チャーシューです。
この2種類の低温調理のチャーシューは極めて完成度が高く、
これ以上にはなかなかお目にかかれません。

メンマもなが~い穂先メンマで柔らかくて美味いです。
四つ葉じゃないですけど、三つ葉ものっています。

本日のにぎり いわし 300円 3.0

宝船というお寿司屋さんの一角がお店になっているので、サイドメニューとして寿司もあります。
本日のにぎりということで、日替わりになっているようです。

この日はイワシでしたが、まあ海無し県埼玉の寿司という感じですね。
ネタ自体は悪くないんでしょうけど、鮮度的に良いとは言えない感じです。

チャーシュー丼 300円 3.4

値段の割りにチャーシューが結構たっぷりのっています。
チャーシューは一般的なものよりサクッとした歯ごたえ。

それもそのはず、鳥チャーシューでした。
豚チャーシュー丼が一般的ですが、これは少々珍しいですな。

味は美味いですよ。三つ葉ものっています。

まぐろ丼 400円 3.4

寿司屋だけあって、マグロ丼もあります。

こちらは握りと違ってネタの状態も悪くない感じでした。
やはり足の早い光物より、冷凍物のマグロなどの方がいいですね。

値段の割にマグロが4,5切れのっていて悪く無いです。


2014年6月夜、埼玉県川島町のラーメン屋の四つ葉に再び行ってきました。

蛤そば 800円 3.8

今回は、蛤そばにしました。
出てきた蛤そばは、見た目は前回の四つ葉そばに似ていますが、蛤の身がのっています。

スープを飲んでみると、おお!!ぜんぜん違う!
四つ葉そばとは全然違い、蛤の旨みが口いっぱいに広がります。

四つ葉そばと同じ鶏出汁ベースに蛤を加えているのだと思いますが、とにかくハマグリ感がすごいです。貝出汁をガツッと効かせたラーメンもいいですね。これはかなり美味かったです。

本日のにぎり メジまぐろ 300円 3.2

今回も本日のにぎりを頼みました。今回はメジマグロでした。
前回のイワシよりはネタの状態がよく、鮮度はそこそこでした。

ネタ自体はまあまあかなあ。ラーメン食べに来て無理に頼む必要もない気がします。
ラーメンだけでは小腹が空くのか、結構頼む人が多いですけどね。

メニューです。 クリックで拡大します。


煮干しそば 750円 3.9

2014年8月午後、四つ葉を再訪問しました。
今回は煮干しそばです。限定10食ではなくレギュラーメニューになったようです。

運ばれてきた瞬間に分かる煮干し感!
運ばれてきた瞬間煮干しの強烈な臭さが漂います。いい匂いと臭いの瀬戸際ですね。
食べなくても煮干しラーメンであることが分かるほどです。

食べてみても強烈な煮干しの旨味と臭みを感じます。
煮干し感が行き過ぎていて、明らかに臭いという領域まで行っているのですが、
全く不快ではなく臭いのに非常に美味しいです。

一口スープを飲むと、この煮干臭さはたちまち+評価に変わってしまいます。
うまい!とにかく煮干が効いているということしかいえない、圧倒的な煮干感のスープです。
圧倒的な煮干の旨みと、微かな煮干のエグ味を感じるスープは、煮干の旨みを活かした醤油味。

煮干し好きとしては非常に美味しかったですが、
煮干し嫌いや癖がある味が嫌いな方は、苦手かもしれません。


小江戸黒豚豚骨 850円 3.4

2015年8月夕方、四つ葉を再訪問しました。久々に来たら券売機になっていました。
今回は気まぐれ限定の小江戸黒豚豚骨にしました。

今まで四つ葉で食べてきたラーメンは鶏清湯ベースでしたが、
今回は打って変わって濃厚な乳化豚骨スープです。

一口スープを飲むと実に濃厚!乳化というより油っぽいギトギトのスープです。
豚骨スープといっても醤油とんこつなので、味は横浜家系ラーメンに近いですね。
結構醤油風味強めな感じの味付けですね。
豚の旨みと背脂の甘味が存分に出ていますが、結構醤油キツ目なので隠れがちかな。

とーっても濃厚に余すこと無く豚の旨味が出ていますが、
個人的にはこういう家系のスープはそんなに好きでもないんですよね。
美味いんだけど油ギトギトすぎるんで。
まあ、非常に丁寧にレベル高く仕上がっている家系のスープであることは確かです。

トッピングはいつもの穂先メンマ、鳥と豚の低温調理レアチャー、海苔です。
三つ葉の代わりは豚骨らしく万能ネギですね。

麺は平打気味の中太麺で豚骨らしく固茹でです。
100円で替え玉が頼めるので頼んだら、替え玉はバリカタの博多豚骨っぽい細麺でした。
どっちの麺もスープに合っていて良いです。


つけそば 850円 3.5

2015年12月夕方、川島町の四つ葉に行ってきました。
今回は、つけそばにしました。

スープは、澄んだラーメンの清湯とは違い、つけ麺らしくドロッとしています。
鶏を丸ごと煮だして溶かしたような濃厚な鶏白湯に醤油ダレのスープですね。

濃厚な鶏出汁の旨味が目立ちますが、カエシの主張もまた強く醤油だけではなく味噌なども使っているかのようなコクが有りました。変に魚介感が漂うような味ではなく、鶏を丸ごと煮出してやったぞという感じの濃厚で濃い味ですね。

底の方には玉葱のみじん切りが沈んでいます。

麺はつけ麺らしい太麺で、キュッと水で締められてコシがあり、素晴らしい美味さですね。
量的には200グラム~250グラム程度でしょうか。

具材は麺の方に乗っているタイプで、ラーメンと同じ低温調理のレアチャーと鶏チャーが乗っています。チャーシューは相変わらず良い出来ですね。
他にも、三つ葉、穂先メンマ、海苔とラーメンと同じ構成です。
穂先メンマが若干しょぼかったかな。

最後はスープ割りで締めましたが、スープは煮干しの出汁のもので、濃厚な鶏の味に魚介感が加わってまた違った味わいが楽しめます。


気まぐれ限定 四つ葉ブラック 850円 3.4

2017年4月夜、久々に行ってきました。久々の訪問でしたがメニュー構成はそれほど変わっておらず、食べたことあるものばかりでしたので気まぐれ限定の四つ葉ブラックにしました。

地鶏白湯+ブラック醤油のラーメンと書いてあり、濃厚な鳥白湯に軽く醤油ダレを合わせたものかと思いきや、出てきたものは富山ブラックを思わせる真っ黒なシャバっとしたスープでした。

微乳化の鳥白湯に濃い黒醤油を合わせたスープですね。
富山ブラックインスパイアらしく塩分濃度高めでしょっぱいですが、そこは流石に美味しく食べられるレベルに留めてあります。富山の有名店で食べたような強烈な塩辛さはありません。

スープは極軽くトロッとしており微乳化な白湯なんですが、醤油感が目立ちすぎてシャバシャバスープに見えます。味としては鶏肉を醤油味で煮込んだ時の煮汁を薄めた感じでしょうか。鶏の旨味と非常に濃い醤油感があるスープです。

麺は他のラーメンと同じ、少しパツッとした中細ストレート麺です。

具は、他のラーメンと同様に、ハムのように薄切りの豚レアチャーシュー、鶏レアチャー、穂先メンマ、三つ葉、海苔です。あと値段が高いので豪華に味玉1個がゴロっと入っています。相変わらずレアチャーが美味い!


煮干しそば 濃口 800円 3.7

2019年2月昼の訪問。特に目新しいメニューがないものの、煮干そばが濃口と淡口の2種類になっていましたので、とりあえず濃口にしてみました。
以前の煮干しそばは、シャバシャバスープではあるものの、淀んだニボ成分で濁ったスープでしたが、今回のスープは澄んだ淡麗系の煮干ラーメンです。

スープは非常に上品に仕上がっていて、以前のガツッと煮干しが来るタイプとは異なったものでした。なんというかあまり煮干しを感じさせない分厚い旨味がある和風スープという感じの味わいです。
じっくり味わってみると、確かに煮干しの旨味に、エグミを全く感じさせないギリギリのレベルを攻めた微かなエグミを感じます。ニボ感がガツッと尖ったものではなく、淡くじんわり来る感じですね。

醤油はしっかり濃い色をしていますが、尖ったところがなく丸いまろやかな味わい。四つ葉そば蛤そばとも共通するものですね。これは薄口のほうが俄然気になってきた。

麺はストレート細麺を固めに仕上ていますが、煮干しらしい低加水パツパツ麺ではありません。
具はいつもの通り薄切りの低温調理豚ロースレアチャー、鶏チャー、三つ葉、穂先メンマです。あと海苔か。


四つ葉そば 780円 3.5

2019年2月夜の訪問。今回久々に四つ葉そばを食べてみました。

始めてこちらのお店を訪れたのは5年ほど前ですが、かなり評判だったので期待していた割には、意外とシンプルな清湯醤油ラーメンという感じで、あまり印象に残らなかったのを覚えています。

今回久々に食べて、確かにまたシンプルな鶏清湯の醤油ラーメンなのですが、以前より感銘を受けました。醤油が尖らずにじんわり上品に仕上がっている、全体的に完成度の高いあっさりラーメンです。

特に鶏出汁が結構印象に残りました。なんというか地鶏的というか何というか、割とワイルドな鳥の旨味という感じがしました。獣臭いとか出汁の味が濃いとかではなく上品に仕上がったスープなのですが、鳥の味わい自体に力がある感じです。


気まぐれ限定 淡口中華そば 850円 3.5

2019年3月夜の訪問。気まぐれ限定で30食だというので訪れてみました。
鶏豚ガラと鰹と昆布をバランスよく仕上げたという中華そばです。

一見すると四つ葉そばのような、澄んだ清湯の醤油ラーメンですが、味わいは全く異なります。
豚ガラも使っているとあって味わいはより複雑で厚みのあるものになっています。
鰹も使っているそうですが、鰹感がツーンとしたものではなく非常にまろやか。
全体的に輪郭のない良い意味でぼんやりして円やかな味わいです。

あっさりでマイルドながら非常に力のある味わいのスープでした。

具材はいつものラインナップに加えて、味玉とナルトが乗っています。

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