パティスリー・サト@川越市でケーキを購入

2019年10月夕方、埼玉県川越市の洋菓子屋「パティスリー・サト」に行ってきました。

お店は、新河岸駅から徒歩14分ほどの立地です。
駐車場は、お店の前にあります。

ルージュ 420円 3.6

フランボワーズのソースでコーティングされて真紅にテカテカな外観ですが、中身はミルクチョコレートのムースです。
柔らかで舌触り滑らかで軽い口溶けの洗練されたムースで、何とも素晴らしいですね。

甘酸っぱいフランボワーズのソースとはぶつかり合うようでありながら、その味のコントラストが見事に調和しています。
内側にもフランボワーズの種も入ってプチッとした甘酸っぱいフランボワーズソースが入っています。

底には薄いチョコのスポンジの土台がありますが、こちらはシロップが染みたように湿っておりパサツキの欠片もなく口溶け柔らか。全体的に洗練された印象です。

ル・ショコラ 430円 3.6

こちらは周りが濃ゆいチョコレートでコーティングしてありますが、中はなんと同じようなチョコレートムース主体でした。

あれ?似ている、やっちまったかなと思いましたが、実は微妙に異なり、こちらはチョコ感がもう少し濃い目なムースなんですね。よりカカオ感が強い印象です。
外側のチョコのコーティングも相まって、全体的に非常に濃厚なショコラ感が楽しめますね。

内側にはこれまた濃厚なカスタードがアクセントとして入っています。

土台はややビスキュイ味あるスポンジに、カリカリの薄いシリアルみたいなのが乗っていて、フワッとカリッとな食感を演出しています。

全体的に濃厚なチョコ感を楽しめて、食感の構成も非常に良い、洗練されたチョコレートケーキでした。

フロマージュ・キュイ 350円 3.3

スフレと書かれていた気もしましたが勘違いか。これはベイクドチーズケーキですね。

ただ、底の方の1/3くらいはスポンジになっていました。色が似ていてピッタリくっついて一体化しているので、最初気が付きませんでした。そのため一口目食べた時に舌にスポンジ部分が触れて、なんか妙にパサパサしたチーズケーキだなという印象になってしまった。

実際は底のスポンジ部分もきめ細かく柔らかなのですが、どうもパサパサのイメージが付いてしまった。チーズケーキって観光地で売られているチーズケーキもどきのやつがパサパサで何度もトラウマを植え付けられているので敏感なのよね。

肝心のチーズケーキの部分ですが、こちらも気持ちポロッとしている気がします。
あとチーズの風味というか、全体的に味が薄い印象でした。

全体的にあまりインパクトはありませんでした。ムースのケーキのほうが圧倒的に美味かった。


2019年11月夜、新河岸の「パティスリー・サト」に再び行ってきました。

和栗モンブラン 550円 3.6

季節限定と書かれていたので購入してみました。

メレンゲの土台の上にホイップクリームが盛られ、周りに栗のペーストがスパイラルに絞られている、オーソドックスなスタイルのモンブランです。
写真だと黄色っぽく見えますが、実際はもう少し落ち着いた色でした。

メインの栗のペーストですが、乾燥の季節になってきましたがポソッとせずに滑らかです。
栗そのものをいかして余計な混ぜものもせずに、パサッとネットリ重くなってしまっているものも多いですが、こちらは適度に濃厚で適度に滑らかでバランスが良いです。

重すぎないのが素晴らしいですね。
味わいも甘さ控えめで、栗の風味もしっかりで美味です。

一方のホイップクリームの方は、ミルク感が薄く、植物油っぽさが目立つ気がして、個人的にはあんまりかな。
中心に煮栗が半分入っています。こちらも程よい甘みで美味いです。

土台のメレンゲを焼いたものは、表面はサックサクで、厚みがあるので内側はややモッチリでダックワーズみたいな雰囲気もありますね。美味いです。

エラブル 430円 3.5

メイプルムースと梨のケーキと書かれていました。

下からプレーンな風味のビスキュイ、メイプルムース、プレーン風味のビスキュイ、ナシのジャムみたいなもの、メイプルムースと層になって、上部に梨のコンポートが乗りシロップで閉じられています。

ビスキュイの層が意外と厚みがあって、個人的にはもう少し薄いほうが好みかな。
上の層は上下のムースなどの水分が染みたのか湿り気があり柔らかですが、一番下の部分は厚みもあって割とパサッとします。

ムースの層はメープルと書かれていた気がしましたが、あまりそういった風味は感じず、バニラのムースみたいな印象でした。

全体的に大人しめの味のアクセントになるのが、ナシのジャム?の層です。
形がなくなるくらいまで煮詰められてゼラチンで緩く固められたような感じで、ナシのジャクっとした繊維の歯ざわりが残っていて、これが梨感あって良いですね。
甘酸っぱく派手目に仕上がっている味が、全体の味わいを引き締めます。

上部の梨のコンポートは、ほろ苦く仕上がっていて、洋酒?ビターなカラメルソース?か何かで煮られたかのようです。
ビターな味わいでおとなしめな全体の味わいを大きく変えています。


2019年12月夕方、新河岸の「パティスリー・サト」に再び行ってきました。

ガトーフレーズ 440円 3.5

いちごのショートケーキです。厚いスポンジでホイップクリームとイチゴを挟んであるシンプルな構造ですね。

スポンジは適度な甘さで美味いです。ホイップも程よく甘く、気持ち重めな気もしますがベッタリせずに後味ライトです。
イチゴが結構酸っぱいものが使われていて、生地とクリームと合わさると味のバランスが良い!

シンプルな階層ゆえに、スポンジの1層が厚くて、特に下の層はほんの少しパサ感を感じます。
しかし、実際はきめ細かい生地で、口の中で解けます。
クリームとイチゴと食べると、しっとり口溶け柔らかでGOOD!

アマンド ノワゼット 410円 3.4

アーモンドの生地と、プラリネバタークリームのケーキと書かれていました。
下から生地、砕いたアーモンドの入ったチョコ、バタークリーム、生地、バタークリーム、生地、バタークリームと重ねてあります。

プラリネというのも結局アーモンドらしく、アーモンド風味のバタークリームですね。
結構しっかりバタークリームだなという感じで重めです。
少し部屋の暖気で柔らかくなったくらいのが好きでした。

生地の方はアーモンドの生地ということでビスキュイジョコンドということなのかな。
ビスキュイジョコンドらしいややハードめな生地ですが、乾燥の季節もあってか少しハードすぎる気もしました。

冷蔵で固まったバタークリームと合わさり、なんか全体的に硬いなという印象を持ってしまった。事前に食べたガトーフレーズが柔らかだっただけに余計にね。

味的にも、全体的に大人しめのアーモンドのバタークリームの味主体で、ややぼやけた印象でしたが、下に入っているチョコの層が全体の味を引き締めます。

あとはチョコの層とバタークリームに入っている砕かれたアーモンドの食感のアクセントですね。この2つでなんとか味が引き締まった印象です。

上部には歪に砕かれたアーモンドとチョコが飾られて美しいです。

クロワッサン 190円 3.7

標準的なサイズのクロワッサンですね。

見た感じでパリッとしていそうで良さそうだなという感じでしたが、見事その通りのパリッとした仕上がりでよいですね。乾燥の季節なのも功を奏したか。

その一方、中はしっとりもっちりの素晴らしいデニッシュ状の生地で、もっちりと重厚な歯ざわりです。外のパリパリと内のもっちり重厚感のコントラストが良いです。

バターの風味もしっかりしていて、甘みも入って、味も良いですね。

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