小川藤@川越市で鰻「うな重 竹」

2017年8月昼、埼玉県川越市の鰻屋「小川藤」に行ってきました。

お店は、本川越駅から徒歩12分ほどの立地です。
駐車場は、お店の横か道路を挟んだ向かいのコインパーキングに止めれば、1時間分のコインをもらえました。

うな重 竹 2800円 3.4

うな重は梅、竹、松とあり、真ん中の竹で1尾分、安い梅だと2/3尾分だそうです。
個人的にうな重は1尾分が丁度よいと思っているので竹にしました。
更にお安いうな丼もありますが、たぶん相当鰻が少ないことが予想されます。

そこそこ待って30分前後でうな重が出てきました。肝吸いとお新香が付きます。

標準的なサイズの重箱の蓋をオープンすると、そこそこの目方の鰻1尾分が乗っています。
決して大きくはなくご飯が全部隠れることはありませんが、今日日大体3000円弱の一般的なうな重だとこのくらいのサイズだなという納得のボリュームですね。十分満足できる量の鰻です。

適度に照りが出て、関西風のように香ばしく焼かれている感じではない、標準的な関東風の焼きです。しかし、食べてみるとふっくら柔らかに蒸されているという感じではなく、少し関西風の地焼きの面影も感じるプリッとした食感も感じます。蒸しは軽めで割りと地焼の弾力も大事にした、関東風と関西風の間のような食感でした。

それでも元の鰻の脂ののりが良いのか、柔らかでトロッとした身でうまいですね。
ただ、ふっくら蒸されて蕩けるような身ではないので、ほろっと崩れるくらい柔らかな関東風が好きな方には物足りないかな。
また、カリカリに香ばしい関西風が好きな方にも物足りないかも。
それでもこれはこれでこの店のスタイルとして個性があって良いと思います。

タレもベタッとしないサッパリしたものを少し薄いくらいの良い塩梅で絡ませてあって、全体の味の具合が絶妙です。仄かなのにしっかり味がしてバランス良し!
飛び抜けた感じではありませんが、安心の老舗のクオリティという感じでうまかったです。

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